ロペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)
抗悪性腫瘍剤/ロペグインターフェロンα-2b製剤
- ベスレミ皮下注 (製薬会社:製造販売元 ファーマエッセンシアジャパン株式会社/販売元 )
作用と効果
真性多血症(既存治療が効果不十分又は不適当な場合に限る)
用法・用量
通常、成人には、ロペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)(インターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)として)1回100μg(他の細胞減少療法薬を投与中の場合は50μg)を開始用量とし、2週に1回皮下投与する。
患者の状態により適宜増減するが、増量は50μgずつ行い、1回500μgを超えないこと。
副作用
主にインフルエンザ様疾患、疲労、発熱、倦怠感、気分動揺、頭痛、浮動性めまい、傾眠、γ-GTP上昇、下痢、腹痛、悪心、便秘、脱毛症、そう痒症、発疹、湿疹、紅斑、乾皮症、
筋肉痛、関節痛、四肢痛、筋骨格痛、尿中β2ミクログロブリン増加、血中甲状腺刺激ホルモン増加、抗甲状腺抗体陽性 等が報告されています。
重大な副作用
- 抑うつ・うつ病、自殺企図、躁状態、攻撃的行動
抑うつ、自殺企図があらわれることがある。また、躁状態、攻撃的行動があらわれ、他害行為に至ることがある。 - 意識障害、失神、見当識障害、痙攣、昏睡、せん妄、錯乱、幻覚、認知症様症状(特に高齢者)
- 甲状腺機能障害
甲状腺機能亢進又は低下が増悪又は発症することがある。 - 糖尿病
糖尿病が増悪又は発症することがあり、糖尿病性ケトアシドーシス、昏睡に至ることがある。 - 心臓障害
心筋症、心不全、心筋梗塞、狭心症、不整脈(心房細動、心室性頻脈等)等があらわれることがある。 - 間質性肺炎
発熱、咳嗽、呼吸困難等の呼吸器症状、胸部X線異常があらわれることがある。 - 眼障害
網膜症等があらわれることがあるので、網膜出血、軟性白斑及び糖尿病網膜症の増悪があらわれることがある。 - 肝機能障害
黄疸や著しいトランスアミナーゼの上昇を伴う肝機能障害があらわれることがある。 - 急性腎障害
急性腎障害、ネフローゼ症候群等があらわれることがある。 - 皮膚障害
中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis: TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)等の重篤な皮膚障害があらわれることがある。 - 感染症
易感染性となり、敗血症、肺炎等があらわれることがある。 - 消化管障害
消化管出血(下血、血便等)、消化性潰瘍、虚血性大腸炎等があらわれることがある。 - 骨髄抑制
白血球数減少、血小板数減少、汎血球減少症、無顆粒球症、白血球減少症、血小板減少症、貧血等があらわれることがある。 - 出血
脳出血等があらわれることがある。 - 血栓塞栓症
脳梗塞、肺塞栓症等があらわれることがある。 - 自己免疫疾患
自己免疫現象によると思われる症状・徴候[肝炎、溶血性貧血、特発性血小板減少性紫斑病(ITP)、潰瘍性大腸炎、関節リウマチ、乾癬、全身性エリテマトーデス、血管炎、フォークト・小柳・原田病等]があらわれることがある。 - 溶血性尿毒症症候群(HUS)、血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)
血小板減少、貧血、腎不全を主徴とするHUS、TTPがあらわれることがある。 - 過敏症
ショック等があらわれることがある。不快感、口内異常、ぜん鳴、眩暈、便意、発汗、血圧低下等があらわれることがある。
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初版日時: 2023-08-31 (木) 18:24:33
最終更新: 2023-08-31 (木) 18:24:33 (JST) (241d) by kondo
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