シスプラチン(Cisplatin)
抗悪性腫瘍剤
- シスプラチン注 (製薬会社:)
この薬はジェネリック医薬品です
作用と効果
がん細胞のDNAの合成を阻害して、がん細胞の増殖を抑えます。
通常、睾丸腫瘍、膀胱がん、腎盂・尿管腫瘍、前立腺がん、卵巣がん、頭頸部がん、非小細胞肺がん、食道がん、子宮頸がん、神経芽細胞腫、胃がん、小細胞肺がん、骨肉腫、胚細胞腫瘍(精巣腫瘍、卵巣腫瘍、性腺外腫瘍)、悪性胸膜中皮腫、胆道がんの治療、悪性骨腫瘍、子宮体がん、再発・難治性悪性リンパ腫、小児悪性固形腫瘍に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法に用いられます。
用法・用量
通常、点滴で静脈内に注射します。腎臓を保護するため、この注射をする前と後に点滴で水分補給を行います。
吐き気を防止するため、あらかじめ吐き気止めの薬を投与する場合があります。
注射の間隔は、一緒に使用する他の薬や、患者さんの状態などによって異なりますので、具体的なスケジュールについては、医師に確認してください。
副作用
主な副作用として、吐き気・嘔吐、食欲不振、発疹、ほてり、脱毛、全身倦怠感などが報告されています。
稀な副作用
- 急性腎不全
血尿、尿量減少、手足や顔のむくみ - 汎血球減少などの骨髄抑制
貧血症状、発熱、出血傾向を認める - ショック、アナフィラキシー様症状
顔面蒼白、呼吸困難、じんましん - 聴力低下・難聴、耳鳴
高音域の聴力低下、難聴、耳鳴りがする - うっ血乳頭、球後視神経炎、皮質盲
視力低下、大脳の視覚野の障害による視覚の完全な喪失
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初版日時: 2015-09-27 (日) 21:07:35
最終更新: 2015-09-27 (日) 21:08:26 (JST) (3133d) by seriza
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