クロピドグレル錠

重大な副作用

• 出血
  • 脳出血等の頭蓋内出血、硬膜下血腫等
    頭痛、悪心・嘔吐、意識障害、片麻痺 等、硬膜下血腫等があらわれることがある。
  • 吐血、下血、胃腸出血、眼底出血、関節血腫 等
    吐血、下血、胃腸出血、眼底出血、関節血腫、腹部血腫、後腹膜出血 等があらわれることがある。
• 胃・十二指腸潰瘍  
  出血を伴う胃・十二指腸潰瘍があらわれることがある。
• 肝機能障害、黄疸  
  ALT（GPT）上昇、γ-GTP上昇、AST（GOT）上昇、黄疸、急性肝不全、肝炎等があらわれることがある。
• 血栓性血小板減少性紫斑病（TTP）  
  倦怠感、食欲不振、紫斑等の出血症状、意識障害等の精神・神経症状、血小板減少、破砕赤血球の出現を認める溶血性貧血、発熱、腎機能障害　等
• 間質性肺炎、好酸球性肺炎  
  咳嗽、呼吸困難、発熱、肺音の異常　等
• 中毒性表皮壊死融解症（Toxic Epidermal Necrolysis：TEN）、皮膚粘膜眼症候群（Stevens-Johnson症候群）、多形滲出性紅斑、急性汎発性発疹性膿疱症
• 薬剤性過敏症症候群
  初期症状として発疹、発熱がみられる。
  更に肝機能障害、リンパ節腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状があらわれることがある。
  ヒトヘルペスウイルス６（HHV-６）等のウイルスの再活性化することが多く、服用を中止後も発疹、発熱、肝機能障害等の症状が現れることがある。
• 後天性血友病
• 横紋筋融解症
  筋肉痛、脱力感、CK（CPK）上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれ、急性腎不全等の重篤な腎障害があらわれることがある。

その他の副作用