テガフール(Tegafur) ウラシル(Uracil)
腫瘍用薬
- ユーエフティカプセル (製薬会社:大鵬薬品工業株式会社)
- ユーエフティE配合顆粒 (製薬会社:大鵬薬品工業株式会社)
作用と効果
がん細胞を攻撃するフルオロウラシルに変換されるテガフールと、そのフルオロウラシルの分解を抑制するウラシルを配合することにより抗がん剤の効き目を高めた薬で、がん(腫瘍)を小さくすることで症状が軽くなることが期待できます。 通常、頭頸部がん、胃癌、結腸・直腸がん、肝臓がん、胆のう・胆管がん、膵臓がん、肺がん、乳がん、膀胱がん、前立腺がん、子宮頸がんの自覚的ならびに他覚的症状の緩解に用いられます。
用法・用量
- ユーエフティカプセル
通常、成人は1日3~6カプセル(テガフールとして300~600mg)を1日2~3回に分けて服用します。子宮頸がんでは1日6カプセル(テガフールとして600mg)を2~3回に分けて服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。
ティーエスワン(フッ化ピリミジン系の薬)と絶対に一緒に飲んではいけません。また、ティーエスワンを中止して7日以内はこの薬を飲んではいけません。
- ユーエフティE配合顆粒
通常、成人は1日1.5~3g(テガフールとして300~600mg)を2~3回に分けて服用します。子宮頸がんでは1日3g(テガフールとして600mg)を2~3回に分けて服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。
ティーエスワン(フッ化ピリミジン系の薬)と絶対に一緒に飲んではいけません。また、ティーエスワンを中止して7日以内はこの薬を飲んではいけません。
飲み忘れた場合は、次の服用時間に1回分服用してください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
副作用
主な副作用として、食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢、色素沈着などが報告されています。
稀な副作用
- 骨髄抑制
出血が止まりにくい、体がだるい、のどの痛み、発熱 - 重篤な肝障害
皮膚が黄色くなる、体がだるい、白目が黄色くなる、食欲不振 - 重篤な腸炎
下痢、激しい腹痛 - 白質脳症を含む精神神経障害
ふらつき、物忘れ、しゃべりにくい - 嗅覚脱失
臭いがわからない - 間質性肺炎
息苦しい、発熱、から咳
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初版日時: 2013-02-25 (月) 21:07:51
最終更新: 2014-08-10 (日) 00:35:02 (JST) (3548d) by seriza
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