メロペネム水和物
カルバペネム系抗生物質製剤
- メロペネム点滴静注用 (製薬会社:ファイザー株式会社)
用法・用量
- 一般感染症
- 化膿性髄膜炎以外の一般感染症
通常、成人にはメロペネムとして、1日0.5〜1g(力価)を2〜3回に分割し、30分以上かけて点滴静注する。なお、年齢・症状に応じて適宜増減するが、重症・難治性感染症には、1回1g(力価)を上限として、1日3g(力価)まで増量することができる。
通常、小児にはメロペネムとして、1日30〜60mg(力価)/kgを3回に分割し、30分以上かけて点滴静注する。なお、年齢・症状に応じて適宜増減するが、重症・難治性感染症には、1日120mg(力価)/kgまで増量することができる。ただし、成人における1日最大用量3g(力価)を超えないこととする。
- 化膿性髄膜炎以外の一般感染症
- 化膿性髄膜炎
通常、成人にはメロペネムとして、1日6g(力価)を3回に分割し、30分以上かけて点滴静注する。なお、年齢・症状に応じて適宜減量する。
通常、小児にはメロペネムとして、1日120mg(力価)/kgを3回に分割し、30分以上かけて点滴静注する。なお、年齢・症状に応じて適宜減量する。ただし、成人における1日用量6g(力価)を超えないこととする。
- 化膿性髄膜炎
- 発熱性好中球減少症
通常、成人にはメロペネムとして、1日3g(力価)を3回に分割し、30分以上かけて点滴静注する。
通常、小児にはメロペネムとして、1日120mg(力価)/kgを3回に分割し、30分以上かけて点滴静注する。ただし、成人における1日用量3g(力価)を超えないこととする。
副作用
その他の副作用
副作用 | 5%以上 | 1~5%未満 | 1%未満 | 頻度不明 |
血液及びリンパ系障害 | - | - | - | 顆粒球減少、好酸球増多、血小板減少又は増多、赤血球減少、ヘモグロビンの減少、好塩基球増多、リンパ球増多、好中球増多、単球増多、ヘマトクリットの減少、異型リンパ球出現 |
肝臓 | - | - | - | AST(GOT)、ALT(GPT)、LDH、ALP、LAP、γ-GTP、ビリルビン、尿ウロビリノーゲンの上昇、黄疸、コリンエステラーゼ低下 |
肝胆道系 | ||||
腎臓 | - | - | - | BUN、クレアチニンの上昇、尿中β2-マイクログロブリンの上昇、尿蛋白陽性 |
泌尿器 | ||||
生殖系及び乳房 | ||||
精神系 | ||||
神経系 | ||||
感覚器 | ||||
眼 | ||||
耳 | ||||
錐体外路症状 | ||||
循環器 心臓 | ||||
血管 | ||||
呼吸器 | ||||
消化器 | - | - | - | 下痢、嘔気、嘔吐、腹痛、食欲不振 |
菌交代症 | - | - | - | 口内炎、カンジダ症 |
ビタミン欠乏症 | - | - | - | ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向等)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎等) |
皮膚・皮下組織系 | ||||
過敏症 | - | - | - | 発疹、発熱、蕁麻疹、紅斑、そう痒、発赤、熱感 |
下垂体・副腎皮質系 | ||||
免疫系 | ||||
代謝及び栄養 | ||||
内分泌 | ||||
筋骨格系及び結合組織障害 | ||||
全身 | ||||
感染症 | ||||
投与部位 | ||||
抵抗機構 | ||||
その他 | - | - | - | 血清カリウム上昇、頭痛、倦怠感、不穏、血清ナトリウム低下、血清カリウム低下、CK(CPK)上昇、トリグリセリド増加、胸部不快感、血中尿酸減少又は増加、注射部位反応(炎症、疼痛、硬結等)、ミオクローヌス、せん妄 |
臨床検査 |
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初版日時: 2018-04-06 (金) 13:53:44
最終更新: 2018-04-06 (金) 17:46:19 (JST) (2209d) by kondo
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