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慢性糸球体腎炎 概要
小児又は、成人で最も頻度の高い糸球体で、その多くが学校検尿において無症候性血尿、無症候性たんぱく尿として発見されています。 なんらかの原因により腎臓の糸球体を支持するメサンギウム細胞に、IgAという免疫グロブリンが沈着する病気です。
診断
血尿、15%の患者に血液検査でIgAの上昇があります。
腎生検で採った組織を顕微鏡で見ると、メサンギウムの増殖とIgAの沈着があります。これにより診断を確定します。
症状
初期には、顕微鏡的血尿以外には症状のない例が多く、病気が進行すると高血圧や浮腫などの腎炎らしい症状が現れます。 風邪や扁桃炎などにかかると、4~5日肉眼的血尿発作があります。 予後 この慢性腎炎は、小児や若年齢層に起こりますが、70~80%の患者は成人に達するまでに血尿が消えるか、続いても悪くなることはありません。
20~30%の患者はたんぱく尿が徐々に増えてネフローゼになったり、さらに高血圧の状態で5年~10年経つと慢性腎不全になることがあります。
薬
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