医療薬 : アビラテロン酢酸エステル（Abiraterone acetate） [ザイティガ錠]

ページ内コンテンツ

アビラテロン酢酸エステル（Abiraterone acetate）

前立腺癌治療剤（CYP17阻害剤）

アンドロゲン（男性ホルモン）合成酵素の活性を阻害することで、前立腺癌細胞の増殖を抑制します。
通常、前立腺癌の治療に用いられます。

プレドニゾロンとの併用において、通常、成人にはアビラテロン酢酸エステルとして1日1回1,000mgを空腹時に経口投与する。

胎児の発育に影響を与えることが考えられるため、妊婦または妊娠している可能性がある女性が本剤に触れる場合は、手袋などで保護してください。

劇症肝炎、肝不全、肝機能障害
AST（GOT）増加、ALT（GPT）増加、ビリルビン上昇等を伴う肝機能障害があらわれ、肝不全に至ることがある。
全身倦怠感、食欲不振、吐き気・嘔吐
低カリウム血症
痙攣、筋力低下等の症状を伴う低カリウム血症があらわれることがある。
血小板減少
横紋筋融解症
筋力低下、筋肉痛、CK（CPK）上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇

副作用	5％以上	1～5％未満	1％未満	頻度不明
血液及びリンパ系障害	-	-	リンパ球減少症、白血球減少	発熱性好中球減少症
肝臓	-	LDH増加	Al-P増加	-
腎臓	-	-	血尿	-
生殖系及び乳房	-	-	精巣上体炎	-
神経系	-	頭痛	浮動性めまい、味覚異常	-
眼	-	-	眼精疲労、羞明	-
循環器　心臓	高血圧	-	心房細動、頻脈、狭心症、徐脈、右脚ブロック、心室性頻脈	不整脈
呼吸器	-	-	胸膜炎	アレルギー性胞隔炎
消化器	-	便秘、消化不良、悪心	嘔吐、下痢、胃潰瘍、膵炎	-
代謝及び栄養	糖尿病	高脂血症	高アミラーゼ血症、脱水、低アルブミン血症	-
電解質	-	-	高カリウム血症、高マグネシウム血症	-
内分泌	-	-	-	副腎不全
筋骨格系及び結合組織障害	-	-	骨折、骨粗鬆症	-
全身	疲労	末梢性浮腫	浮腫、顔面浮腫、倦怠感	-
感染症	-	-	尿路感染	-
その他	ほてり	体重増加	血中尿酸減少、高比重リポ蛋白増加、膵管内乳頭粘液性腫瘍	-

Counter: 2411, today: 1, yesterday: 0

初版日時: 2014-10-09 (木) 11:13:58

最終更新: 2019-03-13 (水) 21:23:02 (JST) (1867d) by kondo