ドロスピレノン エチニルエストラジオール
子宮内膜症に伴う疼痛・月経困難症治療剤
- ヤーズフレックス配合錠 (製薬会社:製造販売元 バイエル薬品株式会社)
作用と効果
- 子宮内膜症に伴う疼痛の改善
- 月経困難症
- 生殖補助医療における調節卵巣刺激の開始時期の調整
用法・用量
- 子宮内膜症に伴う疼痛の改善〉
1日1錠を経口投与する。24日目までは出血の有無にかかわらず連続投与する。25日目以降に3日間連続で出血(点状出血を含む)が認められた場合、又は、連続投与が120日に達した場合は、4日間休薬する。
休薬後は出血が終わっているか続いているかにかかわらず、連続投与を開始する。以後同様に連続投与と休薬を繰り返す。
- 月経困難症〉
下記のいずれかを選択する。
- 1日1錠を経口投与する。24日目までは出血の有無にかかわらず連続投与する。25日目以降に3日間連続で出血(点状出血を含む)が認められた場合、又は、連続投与が120日に達した場合は、4日間休薬する。
休薬後は出血が終わっているか続いているかにかかわらず、連続投与を開始する。以後同様に連続投与と休薬を繰り返す。 - 1日1錠を24日間連続経口投与し、4日間休薬する。
以上28日間を投与1周期とし、出血が終わっているか続いているかにかかわらず、29日目から次の周期の錠剤を投与し、以後同様に繰り返す。
- 1日1錠を経口投与する。24日目までは出血の有無にかかわらず連続投与する。25日目以降に3日間連続で出血(点状出血を含む)が認められた場合、又は、連続投与が120日に達した場合は、4日間休薬する。
- 生殖補助医療における調節卵巣刺激の開始時期の調整〉
1日1錠を、通常、14~28日間連続経口投与する。
副作用
性器出血、プラスミノーゲン上昇、不規則な子宮出血、悪心、頭痛、トロンビン・アンチトロンビンIII複合体上昇、フィブリンDダイマー上昇
その他の副作用
副作用 | 5%以上 | 1~5%未満 | 1%未満 | 頻度不明 |
血液及びリンパ系障害 | プラスミノーゲン上昇、トロンビン・アンチトロンビンIII複合体上昇 | フィブリンDダイマー上昇、凝固検査異常、プロテインS低下 | フィブリノゲン上昇 | プロトロンビン時間短縮、血清鉄低下 |
腎臓 | - | - | - | 尿中蛋白陽性 |
生殖系 | 性器出血、不規則な子宮出血 | 月経過多 | - | 月経痛、下腹部痛、機能性子宮出血、消退出血、無月経、外陰部腟カンジダ症、子宮平滑筋腫 |
乳房 | - | 乳房痛 | 乳房不快感、乳腺線維腺腫 | 乳腺症、線維のう胞性乳腺疾患 |
精神神経系 | 頭痛 | 傾眠 | 片頭痛、浮動性めまい、回転性めまい | 情動不安定、うつ病、抑うつ気分、リビドー減退、不眠症、感覚鈍麻 |
呼吸器 | - | - | - | 鼻咽頭炎 |
消化器 | 悪心 | 上腹部痛 | 腹部不快感、嘔吐、便秘、下痢、胃炎、胃腸炎、口内炎 | 腹痛 |
皮膚・皮下組織系 | - | - | 発疹、ざ瘡 | 湿疹、蕁麻疹、色素沈着、、多形紅斑 |
内分泌 | - | トリグリセリド上昇 | - | コレステロール上昇 |
筋骨格系及び結合組織障害 | - | - | 四肢痛 | 背部痛 |
その他 | - | 浮腫、倦怠感 | 発熱 | 急性胆のう炎、CRP上昇、体重増加 |
スポンサーリンク
ぺージ情報 | |
---|---|
ぺージ名 : | ヤーズフレックス配合錠 |
ページ別名 : | 未設定 |
ページ作成 : | kondo |
閲覧可 | |
グループ : | すべての訪問者 |
ユーザー : | すべての訪問者 |
編集可 | |
グループ : | 登録ユーザ |
ユーザー : | なし |
Counter: 2213,
today: 1,
yesterday: 1
初版日時: 2017-01-26 (木) 15:07:14
最終更新: 2022-04-05 (火) 17:39:54 (JST) (1124d) by kondo
お気軽に投稿してください。一言でもどうぞ。病気の治療、薬の副作用のことなど。