概要
子宮筋腫は、子宮の筋層に存在する平滑筋細胞由来の良性腫瘍です。子宮筋腫は、エストロゲン依存性良性疾患であるため、閉経後は縮小するため外科的な治療を行わないことが多い。
症状
子宮筋腫の半数以上が無症候性である。また悪性化も極めて稀であるため特に治療が必要ないことが多い。子宮筋腫の症状は存在部位によって違いがあり、大きさには相関しないことが多い。子宮筋腫は悪性化はしないが、稀に筋腫か腫瘍か判断しにくい場合がある。
粘膜下筋腫の場合は、不正性器出血や月経困難症、不妊症の原因となることがある。性器出血の結果、貧血になったり、筋腫が巨大になると筋腫分娩*1が起こることもある。
漿膜下筋腫、筋層内筋腫は巨大になると周辺臓器を圧迫して症状が生じることがある。尿管、膀胱、直腸、腰仙骨神経叢を圧迫することで、水腎症、排尿障害、便秘、腰痛を起こすこともある。
原因
子宮筋腫の明確な原因は知られていません。
子宮内膜は受精卵が着床するときに備えて増殖するわけですが、 受精卵が着床しなかった場合は、 子宮内膜は増殖を中断しなければなりません。
このように順調な増殖を中途でストップさせたときに負荷がかかり、 子宮筋腫を発生させてしまうという説があります。
あるいは、頻繁に子宮内膜が増殖する中で、 筋腫の原因となるような異常な細胞ができてしまうという説もあります。
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Last-modified: 2019-05-07 (Tue) 13:23:11 (JST) (1979d) by kondo
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