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人格障害 概要 anchor.png

パーソナリティ障害(personality disorder:PD)は、大多数の人とは違う反応や行動をすることで本人が苦しんでいたり、周りが困っているケースに診断される精神疾患です。認知(ものの捉え方や考え方)や感情、衝動コントロール、対人関係といった広い範囲のパーソナリティ機能の偏りから障害(問題)が生じるものです。
注意したいのは、「性格が悪いこと」を意味するものではないということです。
パーソナリティ障害には、他の精神疾患を引き起こす性質があります。その場合、パーソナリティ障害と合併したほかの精神疾患の症状が前面に出ることが多いのが特徴です。

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症状 anchor.png

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妄想性パーソナリティ障害 anchor.png

妄想性パーソナリティ障害の特徴は被害妄想が強く、やたらと人を疑うということです。周囲の人の言動を常に自分に悪意があるととらえてしまいます。愛憎が表裏一体で裏切りを恐れる傾向があります。

極度に疑いが深く、他人のことばすべて自分の批判へと捉えてしまいます。十分な根拠がないにもかかわらず、他人が自分を利用したり危害を加えようとしていると考えたり、悪意の無い言葉や出来事の中に、自分をけなしたり脅かすような意味があると思い込んだりします。家族に対しても根拠のない恨みや疑いを持ち続け、激しく怒る、暴力を振るうといったトラブルを起こすことがあります。

妄想性パーソナリティ障害は、統合失調型パーソナリティ障害、統合失調質パーソナリティ障害と同様、統合失調症と似ている傾向がありますが、統合失調症の発症率が約100人に1人の割合に対して、この3つのタイプはその4~5倍の頻度で見られるといわれています。

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統合失調型パーソナリティ障害 anchor.png

「魔術的思考」といわれる奇妙な発想や空想、独特の信念をもち、統合失調症の症状にも似て「周りのあらゆる事柄が自分に関係している」と考える傾向があります。「魔術的思考」とは、迷信やテレパシーや千里眼、予知能力など、現実にはありえないことを思い込むことで、例えば、だれかに対して怒りの感情を抱くと、その人に災いを起こすことができると信じています。

統合失調型パーソナリティ障害の人は、奇妙な宗教に凝ったり、迷信を信じているために、行動や外見がそれに合わせて奇妙で風変わりになっています。そのため、意思の疎通ができにくく、安定した社会生活や人間関係を持つことができません。

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統合失調質パーソナリティ障害 anchor.png

よく「変わり者」と表現されることが多く、よそよそしく感情がないかのように見え、他人に全く興味がなく、たいてい一人で行動しています。家族との関係すら季薄です。親しい関係を築くことが苦手です。
発想や行動パターンがほかの人と異なり、感情や怒りをあらわすことはほとんどなく、叱られてもほめられても、うれしいのか悲しいのかわかりません。人と親密な関係をもとうとせず、趣味や仕事に夢中になることもありません。

性格は冷淡で、人にはよそよそしい態度をとりますが、悪意や攻撃性があるわけではなく、人間関係自体に喜びを感じないことによります。怒りの感情を表すことも少なく、性に関する興味も乏しいようです。

特長は、とにかく繊細で、思春期の頃から人に接するときに過度の緊張や不安に襲われます。その結果、人付き合いが限定され、いつしか自分の頭の中で作り上げた世界に生きるようになります。周囲からは、「言動や服装が変わっている人」「風変わりな人」と評価されることが多いようです。服装に頓着せず、場に合わない奇抜な格好であらわれることもあります。
チームワークが苦手で、協調性に欠けます。浮世離れした性格は、秀でた才能を感じさせることもありますが、悪くいえば現実ばなれしています。このような性格が周囲とのトラブルの原因となります。

風変わりの性格の「統合失調型パーソナリティ障害」ですが、その常識にとらわれない思考回路がクリエイティブな成功に結びつくこともあります。直感的な発想や創意が研究職や芸術面で活かされるのです。これまで知られているところでは、研究者、画家、音楽家、企画、精神科医、宗教家、占い師、霊能者などに多く見受けられます。

「強迫性パーソナリティ障害」とは逆に、ルーティンワークは苦手で、インスピレーションを活かすタイプといえるでしょう。しかし、症状が重くなると、精神的な危機に陥るようになります。「被害妄想」、「幻聴」、「引きこもり」、「うつ」などの症状がでてきます。そうすると周囲に対する行動化に発展します。

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境界性パーソナリティ障害 anchor.png

パーソナリティ障害の中でも一番多いのはこの境界性パーソナリティ障害(Borderline personality disorder:BPD)です。男女比では3対1で女性が多く、年齢が20~30代がピークです。根底にあるのは「見捨てられ不安」です。「信頼している人に冷たくされた」、「自分が否定された」、「友達が約束の時間に遅れた」そんなささいなことがきっかけで「自分は見捨てられた」と絶望的な気持ちになってしまいます。感情が激しく不安定で、それまで普通にしていたのに、突然怒り出したりします。対人関係もうまくいかず、友達もできにくく、その一方で孤独に弱く、常に誰かと一緒にいてもらいたがり、他人に見捨てられるのを極端に怖がります。
「自分に好意的で支えてくれそうだ」と思うと、相手の気持ちは考えず、積極的に近寄ります。逆に相手が少しでも冷たい態度をとると執拗に執着し、完全に見捨てられたと思うと、手のひらを返したように批判し始めます。
また、気分や感情の波がとても激しく、気に入らないことがあると、壁にあたまをぶつける、暴力を振るう、自殺未遂や自傷行為など、他人や自分を傷つける行為を繰り返すことも少なくありません。

境界性パーソナリティ障害の4つの特徴
  • 症状の根底に「見捨てられる不安」があるということです。これは幼児期の成長過程における両親とのかかわり方に原因が潜んでいます。
  • 「よい自分と悪い自分が分裂している」ということです。「悪い自分」が気分によって入れ替わり、周囲を困惑させます。さらに他人の評価もしょっちゅう変わります。
  • 「行動化を起こす」ことです。自分を傷つける「リストカット」、「繰り返される自殺企図」、「暴力」などの破壊的行為、「過食、自己嘔吐」、「性的逸脱」、「薬物、飲酒」、「万引き」といった依存的行動です。
  • 四つ目は人を引きつけようとする「対人操作」です。
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原因 anchor.png

1歳半前後の頃に「自分は見捨てられている」という傷です。現実には見捨てられることは稀ですが、母親にしがみついてくる子どもを拒絶したり、冷淡な態度であしらったり、いつも否定されていたりしたことによって起こると考えられます。思春期に大人として一本立ちするときに、子ども時代の不安と見捨てられる恐怖が何度も再現されるのです。それが苦しい行動化に発展します。

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自己愛性パーソナリティ障害 anchor.png

自分は他人よりも優れている、人とは違うと思い込み、自分の能力を過大評価しています。ほめられたい、尊敬されたいという思いが強く、自分のやったことを「すごいことだ」などと強調して周囲に話します。自分の話に他人も同調してくれると思い込んでいるため、ちょっとした批判や非難にあっても自尊心が強く傷つけられます。その反面、他人の才能や業績は「たいしたことない」と過小評価し、批判的です。

また、自己愛性パーソナリティ障害の人は他人が自分をどう見ているかをとても気にします。これを「他者評価への過敏性」といいます。また、自分が特別であるという強烈な意識を持っています。つまり、思い描いている理想が高く、自分の手柄を強調する傾向があります。他人からの評価に敏感で賞賛されることを常に求めます。他人は自分を賞賛するために存在していると考え、誉めてくれる人とは機嫌よくつきあうことができます。

自慢話が多く、自分のミスや間違いを認めようとしません。一方、他人に譲歩したりすることが苦手です。注意されたり、否定されることは大嫌いです。そして、コツコツと努力することをせず、一足飛びの成功を求めます。また、一般に、他人に自分の話はよくしますが、人の話にはほとんど関心を示さない傾向があり、周囲からは「傲慢な人」という印象をもたれます。また、自分を無視されていることに対して異常な怒りをもって反応することがあります。この怒りの程度は強烈で、時には殺人、傷害事件に至ることもあります。

自己愛性パーソナリティ障害の特徴はそれだけではありません。実は、強い自尊心の裏に隠れた弱さこそが、彼らの「障害」といえます。心の中で思い描いている理想の自分が崩れることを自己愛性パーソナリティ障害の人は極度に恐れます。それは自分の存在を真っ向から否定されることだからです。したがって、周囲の反応を気にしてオドオドします。うまくいかないと「自分には何のとりえも無い」と極端に落ち込みます。怒りや喪失感を他人に向けて発散します。「バカにされた。変に思われた」とすぐに傷つきます。このように、他人より優れている自分と、まったくダメな自分、この極端な2つのモードを行き来する二重構造が自己愛性パーソナリティ障害の特徴であり問題です。

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原因 anchor.png

子どもの頃の育ち方にその病因があると考えられています。子どもの健全な自尊心は親に受け止められる安心感を土壌に育ちます。父親や母親が「すごい、よく出来たねと誉め、共感しあうことによって子どもは自分自身を信頼し、「だいじょうぶ」という感覚を身につけながら育っていきます。

ところが、親が常に結果でしか子どもを評価です、失敗したときに無視されたりすると共感性を得られず、失敗をなかったようにするようになります。つまり、親の気に入るようにしないと愛されないと感じてしまうのです。その結果、自分の力や価値観に自身を失い、他人の評価ばかりが気になるのです。何年もたってから、このときの経験が障害となって現れます。

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反[非]社会性パーソナリティ障害 anchor.png

18才以下の若いうちは他人に迷惑をかけることに何の良心の呵責も感じず、社会ルールを無視し、犯罪行動を繰り返します。「社会規範を無視する」、「法律を守らない」、「うそをつく」、「人を信じない」などが症状の特徴です。ささいなことにも怒りやすく、すぐに暴力行為に走る、物を破壊する、平気でうそをつくなどの行動が見られます。 トラブルを起こした自分を常に正当化し、罪の意識はなく、無反省で刑罰を受けても改めません。また15歳頃からは学校や社会のルールを守れない行動が目立ち、動物を虐待するなどの行為がみられることもあります。こうした、若い時期に現れる行動は「行為障害」、つまり非行と呼ばれます。

しかし、これが成人になっても持続し、平気でルールを破ったりする人を「反社会性パーソナリティ障害」と呼びます。したがって、反社会性パーソナリティ障害の人は18才以上ということになります。

これが大人になると、債務不履行、責任ある親の機能が果たせない、一貫性のある労働行為を続けられない、などの特徴になります。また、公共物の破壊、他人への迷惑、非合法的な職業に進んでいく、などを繰り返し起こします。

この障害を持つ人には、幼児期に「いつも叱られている」、「大切にされていない」と感じてきたことが関係していると考えられています。

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演技性パーソナリティ障害 anchor.png

簡単にいうと「目立ちたがり屋」ですが、ときにうそをついたり、身体的症状を訴えるなどして人の注意を引いたり、アピールしたりします。ときには相手に合わせたり、流行に乗ろうとして自分を変えたりします。

演技性パーソナリティ障害の人は常に注目の的になっていようとします。演技的で極端に感情的で、外見をひどく気にします。対人関係では、表現力が豊かで生き生きしているため、友人はすぐにできますが、慣れてくると、気まぐれで、自分勝手で、わざとらしさが感じられ、そのため親密な交流を保てず、相手は逃げていってしまいます。

演技性人格の人は、性的な誘惑をしたり、スタイルの良さを見せびらかしたりします。しかし、本当に求めているのは性的関係ではなく、誘惑的な行動の裏に、だれかに頼りたい、守ってほしいという願望の裏返しであると考えられています

一方、この障害を持つ人は魅力的かつ誘惑的な人が多いともいえます。映画関係や政治家として成功した人もいます。しかし、症状が悪い方向に進行すると、宗教的恍惚状態に陥ることもあり、さらに幻覚妄想の世界に入り、反応性の精神病になる人もいます。

演技性パーソナリティ障害の特徴に虚言壁があります。人を自分にひきつけるために、うそをついてしまうのです。それは、空想を現実のギャップを埋めるためにしてしまうと考えられています。この意味で「反社会性パーソナリティ障害」の人がつくうそとは、内容が違うことがわかります。

反社会性パーソナリティ障害がお金をまきあげたり、自分が有利なようにものごとを曲げるためにうそをつくのに対して演技性パーソナリティ障害は自分が主人公になりたいだけです。重病を装ったり、名前や学歴を詐称したりするのも、演技性パーソナリティ障害の特徴です。夢に描いたヒーローを自分に近づけているようです。また、狂言自殺などを装ってトラブルを起こすのも演技性パーソナリティ障害に多いといわれています。

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依存性パーソナリティ障害 anchor.png

依存性パーソナリティ障害の特徴は、自分で何も決められず、他人の助言なしでは、何も出来ないような人をいいます。非難されたり、意見を否定されたりするとすぐに傷つきます。相手が間違っていると思っても拒絶されることを恐れて何も言えず、その意見に従ってしまいます。

そして、自分に自信がなく、力を持った人間に頼らないと「生きていけない」と思い込んでいるところです。自信に欠け、自分のことを自分でする能力について強い不安を感じています。自分には決められない、何をしたらよいかわからない、どうしたらよいかわからないといった弱音を吐くこともしばしばあります。

また、孤独を恐れて誰かに一緒にいてもらいたいう願望を強く持っていることが多いようです。自分ひとりでは何もすることができず、誰かにもたれかかっていないと不安で仕方がないのです。この障害が回避性、統合失調症、演技性、自己愛性などと合併して複雑な症状を生みます。うつ病統合失調症とも合併するといわれています。アメリカでは女性のほうが多いと報告されていますが、日本ではやや男性のほうが多いようです。

このような行動を取る一因として、ほかの人には自分よりも能力があると信じていることが挙げられます。そして相手や周囲に合わせる事が、自分の気持ちだと勘違いしています。長く病気をわずらっている成人が依存性人格になることがあります。

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強迫性パーソナリティ障害 anchor.png

自分のルールにこだわるのが特徴です。型どおりのやりかた執着し、完璧でないと気がすみません。物事すべてにおいて常に完璧でなければ我慢できず、規則や順序などにこだわりすぎるあまり、物事がスムーズに運ばなくなります。たとえば、本棚に並べる本の順番をきちんと決め、少しでも順序が違うと気に入らないなどです。

一見、真面目で信頼のおけそうな「強迫性パーソナリティ障害」ですが、どんな問題点があるのでしょうか。最もよく見られるのは、自分のやり方を人に押し付けたがることです。自分の流儀や仕事のやりかたに細かいほどこだわり、その基準をほかの人にも従わせようとします。そして、その潔癖さ故に周囲と摩擦を起こします。

それが爆発するのが、自分の思い通りにならなかった時です。自分の信念が挫かれたときに、「うつ病」や「激しい怒り」が湧き起こってきます。もう元通りにならないのではないかという「脅迫」に脅えます。この状態になったときは、「境界性パーソナリティ障害」と合併しているケースも多いようです。こうなると、元の几帳面な性格とまったく正反対の性格が現れます。仕事にこなくなり、あれほどこだわっていた習慣を放棄してしまいます。

強迫性パーソナリティ障害を引き起こす原因は、子どもの頃の両親との関係にあると考えられています。意外なことに、きちんとした両親に育てられていることが多いのです。厳し過ぎるしつけ、親に支配されていた傾向が見られます。親の価値観をおしつけられてしまい、気に入られようとばかり思います。親との共感性が得られなかったのです。その経験が自分の決めたルールに執拗にこだわる性格となって現れます。このタイプの人が結婚して親になると、同じように子どもに干渉し過ぎる傾向があります。細かいことをいちいち注意します。子どもは親に気に入られようと必死にそれを守ります。すると親と同じ「障害」になってしまいます。

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回避性[不安性]パーソナリティ障害 anchor.png

困難に出会ったときに立ち向かおうとせず、避けたり、逃げたりする傾向が強いのが回避性パーソナリティ障害の特徴です。わかりやすい例では登校拒否や五月病、社会人の出社拒否などということになります。

回避性パーソナリティ障害の人は、自分は社会的に不適格で魅力に欠けていると考え、笑われること、恥をかくこと、排除されること、嫌われることを怖がり、そのために、社会的な交流を避けようとする傾向があります。また、失敗や傷つく事を恐れるあまり、行動や決断を避けてしまいます。そのため対人関係を極力避けたり、社会へ出る事がおっくうになりがちです。恥ずかしいことになるかも知れないと言う理由で、何かにチャレンジしたり、新しいことをはじめたりすることに異常なほど消極的になります。多くは、友人関係を広げることができず、傷つくことのない数人の友達と過ごしています。ほかの人と安心してつきあう力に欠けているといえます。

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原因 anchor.png

親が子どものすることに強く干渉してきたことによると考えられます。子どもは自分で決定する力を養うことができずに、誰かに決めてもらうことを求めます。子どもには無理ときめつけると弱くなり、自分で判断する力や自身を失ったと考えられます。

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診療科 anchor.png

心療内科、精神科

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診断 anchor.png

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分類 anchor.png

パーソナリティ障害にはいくつかのタイプがあり、アメリカ精神医学会の診断基準で10種、世界保健機構の診断基準で8種があげられています。アメリカ精神医学会の診断基準では大きく分けて、次の3つに分類されています。

A群(奇妙で風変わりなタイプ) 
  • 妄想性パーソナリティ障害 (広範な不信感や猜疑心が特徴)
  • 統合失調質パーソナリティ障害 (非社交的で他者への関心が乏しいことが特徴)
  • 統合失調型パーソナリティ障害 (会話が風変わりで感情の幅が狭く、しばしば適切さを欠くことが特徴)
B群 (感情的で移り気なタイプ) 
  • 境界性パーソナリティ障害 (感情や対人関係の不安定さ、衝動行為が特徴)
  • 自己愛性パーソナリティ障害* (傲慢・尊大な態度を見せ自己評価に強くこだわるのが特徴)
  • 反[非]社会性パーソナリティ障害 (反社会的で衝動的、向こうみずの行動が特徴)
  • 演技性パーソナリティ障害 (他者の注目を集める派手な外見や演技的行動が特徴)
C群 (不安で内向的であることが特徴) 
  • 依存性パーソナリティ障害 (他者への過度の依存、孤独に耐えられないことが特徴)
  • 強迫性パーソナリティ障害 (融通性がなく、一定の秩序を保つことへの固執(こだわり)が特徴)
  • 回避性[不安性]パーソナリティ障害 (自己にまつわる不安や緊張が生じやすいことが特徴)
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合併症 anchor.png

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抗うつ薬 選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI) anchor.png

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抗精神病薬 非定型抗精神病薬 anchor.png

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気分安定薬・抗てんかんanchor.png

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睡眠薬、抗不安薬 anchor.png

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治療法 anchor.png

治療では、支持的精神療法、認知行動療法、精神分析的精神療法などの精神療法(orカウンセリング)が行われます。境界性パーソナリティ障害に対する治療プログラムが科学的に有効であることがわかり、効果の高い治療法も開発され、実際の治療に活かされています。
薬物療法では、感情調整薬や選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)や少量の抗精神病薬がパーソナリティ障害の症状を軽くするのに有効であることがわかっています。また、合併しているほかの精神疾患の治療も重要です。

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薬物療法 anchor.png

薬物は境界性パーソナリティ障害の種々の症状と、併存する疾患の双方を考慮して決められます。

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罹患した著名人 anchor.png

  • 太宰治(1909-1948) 作家
  • 今井メロ 元スノーボーダー
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