非ステロイド性消炎・鎮痛剤
プロスタグランジンの生合成阻害作用により、末梢の炎症を抑え、筋肉や関節の痛みを和らげます。
通常、関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群、腱・腱鞘炎の消炎・鎮痛に用いられます。
通常、成人は1回3錠(主成分として150mg)を1日2回朝夕の食直後に服用しますが、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
飲み忘れた場合は、気がついた時すぐに1回分を飲んでください。ただし、次の通常服用する時間が近い場合には飲まずに、次の服用時間から1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
主な副作用として、腹痛、発疹などが報告されています。
主な検査値異常としては、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇があります。
副作用 | 5%以上 | 0.1~5%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 |
血液及びリンパ系障害 | - | - | 貧血、白血球減少、血小板減少、紫斑 | 溶血性貧血、血小板機能低下 (出血時間の延長) |
肝臓 | - | 肝機能異常 (AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、Al-P上昇等) | - | 胆汁うっ滞、胆石 |
腎臓 | - | - | - | 血尿、高カリウム血症、結晶尿 |
精神神経系 | - | - | 頭痛、めまい、傾眠、知覚異常 | 神経過敏、不眠、発汗、無力症、抑うつ、精神障害 |
感覚器 | - | - | 耳鳴、視力障害、味覚異常 | 難聴 |
循環器・心臓 | - | - | 心悸亢進 | 血圧上昇 |
消化器 | - | 腹痛、食欲不振、消化不良、胃腸炎、悪心・嘔吐、便秘、下痢、口内炎 | 胃炎、鼓腸放屁、口渇、舌荒れ | 腹部不快感、胃腸痙攣 |
皮膚・皮下組織系 | - | - | 脱毛 | 多形紅斑、光線過敏症 |
過敏症 | - | 発疹、そう痒 | 口内粘膜びらん、蕁麻疹、発赤、発熱、ほてり、好酸球増多 | 粘膜乾燥、さむけ |
その他 | - | 浮腫 | - | - |