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インデラル錠 :: 医療 Wiki

illness:インデラル錠

プロプラノロール塩酸塩(Propranolol hydrochloride) anchor.png

高血圧狭心症不整脈 治療剤

  • インデラル錠 (製薬会社:製造販売元 アストラゼネカ株式会社)
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作用と効果 anchor.png

β受容体遮断作用により血圧を低下させ、また心拍数を下げて狭心症の発作を予防し、頻脈性不整脈を抑制します。

  • 本態性高血圧症(軽症〜中等症)
  • 狭心症
  • 褐色細胞腫手術時
  • 期外収縮(上室性、心室性)、発作性頻拍の予防、頻拍性心房細動(徐脈効果)、洞性頻脈、新鮮心房細動、発作性心房細動の予防
  • 片頭痛発作の発症抑制
  • 右心室流出路狭窄による低酸素発作の発症抑制
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用法・用量 anchor.png

  • 本態性高血圧症(軽症〜中等症)に使用する場合
    通常、成人にはプロプラノロール塩酸塩として1日30〜60mgより投与をはじめ、効果不十分な場合は120mgまで漸増し、1日3回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
  • 狭心症褐色細胞腫手術時に使用する場合
    通常、成人にはプロプラノロール塩酸塩として1日30mgより投与をはじめ、効果が不十分な場合は60mg、90mgと漸増し、1日3回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
  • 期外収縮(上室性、心室性)、発作性頻拍の予防、頻拍性心房細動(徐脈効果)、洞性頻脈、新鮮心房細動、発作性心房細動の予防に使用する場合
    • 成人
      通常、成人にはプロプラノロール塩酸塩として1日30mgより投与をはじめ、効果が不十分な場合は60mg、90mgと漸増し、1日3回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
    • 小児
      通常、小児にはプロプラノロール塩酸塩として1日0.5〜2mg/kgを、低用量から開始し、1日3〜4回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。効果不十分な場合には1日4mg/kgまで増量することができるが、1日投与量として90mgを超えないこと。
  • 片頭痛発作の発症抑制に使用する場合
    通常、成人にはプロプラノロール塩酸塩として1日20〜30mgより投与をはじめ、効果が不十分な場合は60mgまで漸増し、1日2回あるいは3回に分割経口投与する。
  • 右心室流出路狭窄による低酸素発作の発症抑制に使用する場合
    通常、乳幼児にはプロプラノロール塩酸塩として1日0.5〜2mg/kgを、低用量から開始し、1日3〜4回に分割経口投与する。なお、症状により適宜増減する。効果不十分な場合には1日4mg/kgまで増量することができる。
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副作用 anchor.png

主な副作用として、徐脈、めまい、発疹、蕁麻疹、視力異常、霧視、涙液分泌減少などが報告されています。

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重大な副作用 anchor.png

  • うっ血性心不全
    倦怠感、呼吸困難、全身のむくみ
  • 徐脈、末梢性虚血(レイノー様症状等)、房室ブロック
    徐脈、脈がとぶ、意識障害
  • 失神を伴う起立性低血圧
    立ちくらみ、めまい、失神
  • 無顆粒球症、血小板減少症、紫斑病
    鼻や歯ぐきからの出血、あざ、皮下出血
  • 気管支痙攣
    息切れ、呼吸困難、喘鳴
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その他の副作用 anchor.png

副作用5%以上0.1~5%未満0.1%未満頻度不明
肝臓--肝機能異常(AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-Pの上昇等)-
精神神経系-頭痛、めまい、ふらふら感、眠気、不眠、幻覚、抑うつ、悪夢、錯乱、しびれ等気分の変化、精神変調-
--視力異常、霧視、涙液分泌減少-
循環器・心臓-低血圧-胸内苦悶、労作時息切れ、胸部不快・不安感
消化器-口渇、悪心、嘔吐、食欲不振、上腹部不快感、腹部痙攣、便秘、下痢等--
過敏症-発疹等--
その他-脱力感、疲労感、筋肉痛、可逆的脱毛LDH上昇、血中尿素上昇、血糖値低下、乾癬様皮疹、乾癬悪化、抗核抗体陽性化、重症筋無力様症状、重症筋無力症悪化-
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同じ成分の医薬品 anchor.png

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ジェネリック医薬品 anchor.png

  • プロプラノロール塩酸塩錠
  • プロプラノロール塩酸塩徐放カプセル

Last-modified: 2021-06-22 (火) 16:23:21 (JST) (1041d) by kondo