デノスマブ(遺伝子組換え)(Denosumab Genetical Recombination)
ヒト型抗RANKLモノクローナル抗体製剤
- ランマーク皮下注 (製薬会社:第一三共株式会社)
作用と効果
- 骨巨細胞腫
この薬は、抗RANKL抗体製剤と呼ばれる薬で、破骨細胞様巨細胞による骨破壊を抑える作用を持ち、骨巨細胞腫の進行を抑えます。
通常、骨巨細胞腫の治療に用いられます。
- 多発性骨髄腫による骨病変および固形癌骨転移による骨病変
この薬は、抗RANKL抗体製剤と呼ばれる薬で、骨吸収を抑える作用を持ち、がんによる骨病変の進展を抑えます。
通常、多発性骨髄腫による骨病変および固形癌骨転移による骨病変の治療に用いられます。
用法・用量
- 骨巨細胞腫
通常、第1日、第8日、第15日、第29日、その後は4週間に1回の皮下注射で、効果をみながら長期間使用する場合があります。
- 多発性骨髄腫による骨病変および固形癌骨転移による骨病変
通常、成人は4週間に1回の皮下注射で、効果をみながら長期間使用する場合があります。
生活上の注意
低カルシウム血症の発現を軽減するため、医師の指示どおり、カルシウムとビタミンDを毎日服用してください。もし、カルシウムとビタミンDの内服が難しい場合は、医師にご相談ください。
症状がなくても低カルシウム血症を発現していることがありますので、頻回な血液検査が行われます。医師の指示に従って、指定された日時に検査を受けてください。
この薬を含む骨病変に対する治療薬や、この薬の類薬(ビスホスホネート系薬剤)を使用している人に、あごの骨の壊死、あごの骨の骨髄炎がおこることがあります。この副作用の報告の多くが抜歯などの歯の治療に関連してあらわれているので、次の点について医師、薬剤師などから十分説明を受けてください。
- 医師と相談の上、必要に応じてこの薬を使い始める前に歯科検診を受け、できるだけ抜歯などの治療を済ませること。
- ブラッシングなどで口腔内を清潔に保つこと。
- 定期的に歯科検診を受けること。
- 歯科を受診する際には、この薬を使用していることを歯科医師に告げること。
- この薬を使用している間は、抜歯などの治療をできるだけ避けること。
また、万一、歯やあごなどの異常(あごの痛み、歯のゆるみ、歯ぐきの腫れなど)が見られた場合には、ただちに歯科または口腔外科を受診してください。
スポンサーリンク
ぺージ情報 | |
---|---|
ぺージ名 : | ランマーク皮下注 |
ページ別名 : | 未設定 |
ページ作成 : | seriza |
閲覧可 | |
グループ : | すべての訪問者 |
ユーザー : | すべての訪問者 |
編集可 | |
グループ : | 登録ユーザ |
ユーザー : | なし |
Counter: 2300,
today: 2,
yesterday: 0
初版日時: 2015-11-08 (日) 01:25:38
最終更新: 2019-03-08 (金) 12:15:48 (JST) (1876d) by kondo
お気軽に投稿してください。一言でもどうぞ。病気の治療、薬の副作用のことなど。