エンテカビル水和物
抗ウイルス化学療法剤
- バラクルード錠 (製薬会社:ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社)
用法・用量
本剤は、空腹時(食後2時間以降かつ次の食事の2時間以上前)に経口投与する。
通常、成人にはエンテカビルとして0.5mgを1日1回経口投与する。
なお、ラミブジン不応(ラミブジン投与中にB型肝炎ウイルス血症が認められる又はラミブジン耐性変異ウイルスを有するなど)患者には、エンテカビルとして1mgを1日1回経口投与することが推奨される。
副作用
- ヌクレオシド類縁体未治療の患者
主な副作用は頭痛、下痢、鼻咽頭炎 等
リパーゼ増加、ALT(GPT)上昇、血中ブドウ糖増加、AST(GOT)上昇、血中ビリルビン増加、血中アミラーゼ増加、尿中蛋白陽性 等 - ラミブジン不応の患者
主な副作用は鼻咽頭炎、頭痛、下痢、背部痛、不眠症 等
リパーゼ増加、ALT(GPT)上昇、AST(GOT)上昇 等
その他の副作用
ヌクレオシド類縁体未治療患者
副作用 | 10%以上 | 5%以上~10%未満 | 5%未満 | 頻度不明 |
血液及びリンパ系障害 | ||||
肝臓 | ||||
肝胆道系 | ||||
腎臓 | ||||
泌尿器 | ||||
生殖系及び乳房 | ||||
精神系 | ||||
神経系 | 頭痛 | - | 浮動性めまい | - |
感覚器 | ||||
眼 | ||||
耳 | ||||
循環器 心臓 | ||||
血管 | ||||
呼吸器 | ||||
消化器 | 下痢 | 悪心、便秘、上腹部痛 | - | |
皮膚・皮下組織系 | - | - | - | 発疹、脱毛 |
過敏症 | ||||
下垂体・副腎皮質系 | ||||
免疫系 | ||||
代謝及び栄養 | ||||
内分泌 | ||||
筋骨格系及び結合組織障害 | - | - | 筋硬直 | - |
全身 | - | - | 倦怠感 | - |
感染症 | - | - | 鼻咽頭炎 | - |
投与部位 | ||||
抵抗機構 | ||||
その他 | ||||
臨床検査 | 血中乳酸増加(23.1%)、血中アミラーゼ増加、リパーゼ増加、血中ブドウ糖増加 | 血中ビリルビン増加、BUN上昇、白血球数減少 | AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、尿潜血陽性、尿中白血球陽性、好酸球数増加 | - |
ラミブジン不応患者
副作用 | 10%以上 | 5%以上10%未満 | 5%未満 | 頻度不明 |
血液及びリンパ系障害 | ||||
肝臓 | ||||
肝胆道系 | ||||
腎臓 | ||||
泌尿器 | ||||
生殖系及び乳房 | ||||
精神系 | ||||
神経系 | 頭痛(20.2%) | - | 浮動性めまい | - |
感覚器 | ||||
眼 | ||||
耳 | ||||
循環器 心臓 | ||||
血管 | ||||
呼吸器 | ||||
消化器 | - | 悪心 | 下痢、便秘、上腹部痛 | - |
皮膚・皮下組織系 | 発疹、脱毛 | |||
過敏症 | ||||
下垂体・副腎皮質系 | ||||
免疫系 | ||||
代謝及び栄養 | ||||
内分泌 | ||||
筋骨格系及び結合組織障害 | - | - | 筋硬直 | - |
全身 | 倦怠感 | - | - | - |
感染症 | 鼻咽頭炎 | - | - | - |
投与部位 | ||||
抵抗機構 | ||||
その他 | ||||
臨床検査 | 血中ビリルビン増加、血中アミラーゼ増加、リパーゼ増加(19.0%)、血中乳酸増加(17.9%)、白血球数減少(15.5%) | AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、BUN上昇、血中ブドウ糖増加、尿潜血陽性、尿中白血球陽性 | 好酸球数増加 |
ジェネリック医薬品
- エンテカビル錠
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初版日時: 2017-02-16 (木) 14:17:55
最終更新: 2017-02-16 (木) 15:23:13 (JST) (2625d) by seriza
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