| 4: 2025-04-07 (月) 15:48:01 kondo |
現: 2025-04-08 (火) 17:19:18 kondo |
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| 食道癌がかなり進行して気管、気管支、肺へおよぶと、むせるような咳が出たり血痰が出るようになります。 | 食道癌がかなり進行して気管、気管支、肺へおよぶと、むせるような咳が出たり血痰が出るようになります。 | ||
| また、食道のすぐわきにある声を調節している神経が壊されると声がかすれます。 | また、食道のすぐわきにある声を調節している神経が壊されると声がかすれます。 | ||
| + | |||
| + | **薬 [#adb170e3] | ||
| + | -ヤーボイ点滴静注液(一般名:イピリムマブ(遺伝子組換え)) | ||
| + | -ランダ注(一般名:シスプラチン) | ||
| + | -シスプラチン点滴静注(一般名:シスプラチン) | ||
| + | -注射用レザフィリン(一般名:タラポルフィンナトリウム) | ||
| + | -テビムブラ点滴静注(一般名:チスレリズマブ(遺伝子組換え)) | ||
| + | -タキソテール点滴静注用(一般名:ドセタキセル) | ||
| + | -ワンタキソテール点滴静注(一般名:ドセタキセル) | ||
| + | -ドセタキセル点滴静注用(一般名:ドセタキセル) | ||
| + | -オプジーボ点滴静注(一般名:ニボルマブ(遺伝子組換え)) | ||
| + | -アクプラ静注用(一般名:ネダプラチン) | ||
| + | -パクリタキセル点滴静注液(一般名:パクリタキセル) | ||
| + | -タキソール注射液(一般名:パクリタキセル) | ||
| + | -パクリタキセル注射液(一般名:パクリタキセル) | ||
| + | -パクリタキセル注(一般名:パクリタキセル) | ||
| + | -注射用フィルデシン(一般名:ビンデシン硫酸塩) | ||
| + | -5-FU注(一般名:フルオロウラシル) | ||
| + | -フルオロウラシル注(一般名:フルオロウラシル) | ||
| + | -FDGスキャン注(一般名:フルデオキシグルコース(18F)) | ||
| + | -フルデオキシグルコース(18F)静注(一般名:フルデオキシグルコース(18F)) | ||
| + | -ブレオ注射用(一般名:ブレオマイシン塩酸塩) | ||
| + | -キイトルーダ点滴静注(一般名:ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)) | ||
| + | //-(一般名:) | ||
| **治療法と副作用について [#xcdcc2a3] | **治療法と副作用について [#xcdcc2a3] | ||
| Line 99: | Line 123: | ||
| 抗癌剤治療は癌細胞を破壊する薬を注射します。 | 抗癌剤治療は癌細胞を破壊する薬を注射します。 | ||
| 抗癌剤は血液の流れに乗って手術では切りとれないところや放射線を当てられないところにも、全身に行き渡ります。 | 抗癌剤は血液の流れに乗って手術では切りとれないところや放射線を当てられないところにも、全身に行き渡ります。 | ||
| + | |||
| 多くは他の臓器にがんが転移している時に行われる治療ですが、単独で行われる場合と、放射線療法や外科療法との併用で行われる場合とがあります。 | 多くは他の臓器にがんが転移している時に行われる治療ですが、単独で行われる場合と、放射線療法や外科療法との併用で行われる場合とがあります。 | ||
| - | 化学療法の方法 抗がん剤治療は、何種類かの抗癌剤を組み合わせて使うほうがよく効きます。抗癌剤として現在、フルオロウラシルトシスプラチンの併用療法が最も有効とされています。抗癌剤は点滴の中に混ぜて4~5日間続けて注射します。 | + | |
| - | 腎臓の障害を防ぐために1日に2,500~3,000mlの点滴を同時に行います。このために入院が必要です。これが1回分の治療で、3週間ほどの休みをおいて再び行い、効果があればさらに繰り返します。効果がない場合は別の抗がん剤に切り替えます。 | + | 化学療法の方法 抗がん剤治療は、何種類かの抗癌剤を組み合わせて使うほうがよく効きます。抗癌剤として現在、フルオロウラシルトシスプラチンの併用療法が最も有効とされています。 |
| - | 抗癌剤の副作用 副作用は個人差がありますが、薬剤使用中は嘔気、嘔吐、食欲不振はほとんどの人に認められます。 | + | 抗癌剤は点滴の中に混ぜて4~5日間続けて注射します。 |
| + | 腎臓の障害を防ぐために1日に2,500~3,000mlの点滴を同時に行います。このために入院が必要です。これが1回分の治療で、3週間ほどの休みをおいて再び行い、効果があればさらに繰り返します。 | ||
| + | 効果がない場合は別の抗がん剤に切り替えます。 | ||
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| + | -抗癌剤の副作用 | ||
| + | 副作用は個人差がありますが、薬剤使用中は嘔気、嘔吐、食欲不振はほとんどの人に認められます。 | ||
| また毎回、投与前には血液、腎機能などの検査が必要です。特にシスプラチン投与では腎障害を起こすことがあります。 | また毎回、投与前には血液、腎機能などの検査が必要です。特にシスプラチン投与では腎障害を起こすことがあります。 | ||
| したがって薬剤使用中3,000mlぐらいの大量の点滴が行われ、利尿剤を併用し、十分な尿排泄をうながす必要があります。 | したがって薬剤使用中3,000mlぐらいの大量の点滴が行われ、利尿剤を併用し、十分な尿排泄をうながす必要があります。 | ||
| また、白血球、血小板が減少することがあるので、二次的な細菌感染の引き金になる風邪やその他の細菌感染に注意が必要です。 | また、白血球、血小板が減少することがあるので、二次的な細菌感染の引き金になる風邪やその他の細菌感染に注意が必要です。 | ||
| + | |||
| ***化学放射線療法 [#ya8b24ec] | ***化学放射線療法 [#ya8b24ec] | ||
| 食道癌に対して放射線療法単独よりも化学療法と併用して行ったほうがより効果が高いといわれています。 | 食道癌に対して放射線療法単独よりも化学療法と併用して行ったほうがより効果が高いといわれています。 | ||
| Line 123: | Line 154: | ||
| 過度に狭くなった場合には、内視鏡を用いた拡張術(内腔を広げる治療)が必要になることがあります。 | 過度に狭くなった場合には、内視鏡を用いた拡張術(内腔を広げる治療)が必要になることがあります。 | ||
| ***食道内挿管法 [#v4115b2a] | ***食道内挿管法 [#v4115b2a] | ||
| - | 癌による食道の狭窄のために食事摂取が困難な場合に、しりこんごむや金属の網でできたパイプ状のものを食道の中に留置して食物が通過できるようにする方法です。 | + | 癌による食道の狭窄のために食事摂取が困難な場合に、シリコンゴムや金属の網でできたパイプ状のものを食道の中に留置して食物が通過できるようにする方法です。 |
| 食道に穴があいて食物が外に漏れて肺炎などをおこす場合には、穴をおおうためにも使います。手術をしなくとも内視鏡を用いてできます。 | 食道に穴があいて食物が外に漏れて肺炎などをおこす場合には、穴をおおうためにも使います。手術をしなくとも内視鏡を用いてできます。 | ||
| - | |||
| ***罹患した著名人 [#t01e26cb] | ***罹患した著名人 [#t01e26cb] | ||
- 食道がん のバックアップ一覧
- 食道がん のバックアップ差分(No. All)
- 1: 2010-12-22 (水) 14:11:24 kondo
- 2: 2019-01-10 (木) 23:09:40 kondo
- 3: 2019-02-12 (火) 16:25:18 kondo
- 4: 2025-04-07 (月) 15:48:01 kondo
- 現: 2025-04-08 (火) 17:19:18 kondo
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