フェントラミンメシル酸塩(Phentolamine mesilate)
褐色細胞腫用αブロッカー
- レギチーン注射液 (製薬会社:ノバルティス ファーマ株式会社)
作用と効果
α受容体遮断作用により、カテコールアミンによる血圧上昇を抑え、また、血管平滑筋に直接作用して血管を拡張します。カテコールアミンを過剰に産生する褐色細胞腫の血圧上昇に対して血圧を下げ、この薬を使用後の血圧降下の程度から褐色細胞腫かどうかを判定します。
用法・用量
- 褐色細胞腫の手術前・手術中の血圧調整
- 手術前に、フェントラミンメシル酸塩として、通常、成人には5mg(1mL)、小児には1mg(0.2mL)を、静脈内又は筋肉内に注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
- 手術中、フェントラミンメシル酸塩として、通常、成人には血圧の状態から判断して、1〜5mg(0.2〜1mL)を適時静注する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
- 褐色細胞腫の診断(フェントラミン試験)
フェントラミンメシル酸塩として、通常成人には5mg(1mL)を静脈内又は筋肉内に注射する。
通常小児には静脈内注射の場合1mg(0.2mL)、筋肉内注射の場合3mg(0.6mL)を投与する。
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初版日時: 2015-10-04 (日) 22:20:41
最終更新: 2019-04-09 (火) 21:24:09 (JST) (1845d) by kondo
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