シロリムス
mTOR阻害剤
- ラパリムス錠 (製薬会社:製造販売元 ノーベルファーマ株式会社/販売元 )
用法・用量
- リンパ脈管筋腫症
通常、成人にはシロリムスとして2mgを1日1回経口投与する。なお、患者の状態により適宜増減するが、1日1回4mgを超えないこと。
- 難治性リンパ管疾患
通常、シロリムスとして、体表面積が1.0m2以上の場合は2mg、1.0m2未満の場合は1mgを開始用量とし、1日1回経口投与する。以後は、血中トラフ濃度や患者の状態により投与量を調節するが、1日1回4mgを超えないこと。
副作用
重大な副作用
- 間質性肺疾患
肺臓炎、薬剤性肺障害、器質性肺炎を伴う閉塞性細気管支炎、肺線維症等があらわれることがある。 - 感染症
細菌、真菌あるいはウイルスによる重篤な感染症(肺炎、敗血症、蜂巣炎、尿路感染、腎盂腎炎、結核を含むマイコバクテリア感染、EB(エプスタイン・バール)ウイルス感染、CMV(サイトメガロウイルス)感染、単純ヘルペス、帯状疱疹 等)が起こることがある。 - 消化管障害
口内炎、下痢、悪心、嘔吐等が起こることがある。 - アナフィラキシー
アナフィラキシー、血管浮腫、過敏性血管炎等の過敏症反応があらわれることがある。 - 進行性多巣性白質脳症(PML)
意識障害、麻痺症状(片麻痺、四肢麻痺)、言語障害等の症状があらわれることがある。 - BKウイルス腎症
- 体液貯留
末梢性浮腫、胸水、心嚢液貯留、腹水 等があらわれることがある。 - 脂質異常症
高コレステロール血症、高トリグリセリド血症、脂質異常症、血中コレステロール増加、高脂血症、脂質異常 等があらわれることがある。 - 創傷治癒不良
治癒不良及び移植手術後にリンパ嚢腫及び創し開を含む創傷治癒不良、筋膜離開、瘢痕ヘルニア、吻合部離開 等があらわれることがある。 - 腎障害
蛋白尿、ネフローゼ症候群、巣状分節性糸球体硬化症、血中クレアチニン増加 等があらわれることがある。 - 皮膚障害
ざ瘡、ざ瘡様皮膚炎、発疹、剥脱性発疹、そう痒症 等があらわれることがある。
その他の副作用
鼻咽頭炎、気管支炎、胃腸炎、咽頭炎、食欲減退、頭痛、浮動性めまい、高血圧、上気道の炎症、呼吸障害、咳嗽、呼吸困難、口腔咽頭痛、腹痛、便秘、口唇炎、胃腸障害、胃炎、下腹部痛、上腹部痛、湿疹、、筋骨格障害、背部痛、不規則月経、疼痛、発熱、疲労、倦怠感、胸痛 等が報告されています。
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初版日時: 2022-03-25 (金) 21:52:20
最終更新: 2022-03-25 (金) 21:52:20 (JST) (762d) by kondo
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