選択的DPP-4阻害剤/ビグアナイド系薬剤配合剤 2型糖尿病[2]治療剤
スイニーは、食事の際に消化管から分泌されるホルモン GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)及び GIP(グルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド)を分解する酵素である DPP-4 を選択的に阻害することで、GLP-1 と GIP の両方の作用を増強し、これらのホルモンの血糖[4]依存的なインスリン分泌促進作用、グルカゴン分泌抑制作用等によって血糖[4]を降下させます。
メトホルミンは、ビグアナイド系の薬剤であり、肝臓での糖新生抑制、末梢組織での糖取り込み促進等の様々な膵外作用により血糖[4]を低下させます。
通常、成人には1回1錠(アナグリプチン/メトホルミン塩酸塩として100mg/250mg又は100mg/500mg)を1日2回朝夕に経口投与する。
主な副作用は下痢、腹部不快感、便秘、血中乳酸増加 等
副作用 | 5%以上 | 1~5%未満 | 1%未満 | 頻度不明 |
血液及びリンパ系障害 | - | - | - | 貧血[12]、白血球数[13]増加、好酸球数増加、白血球数[13]減少、血小板数[14]減少 |
肝臓 | - | - | ALT(GPT)上昇、AST(GOT)上昇 | γ-GTP[9]上昇、肝機能異常 |
腎臓 | - | - | - | BUN上昇、血中クレアチニン[15]上昇、腎嚢胞 |
神経系 | - | - | - | めまい・ふらつき、眠気、味覚異常、頭重、頭痛 |
消化器 | - | 下痢 | 便秘、腹部不快感、消化不良、血中アミラーゼ[16]上昇 | 胃炎、腹部膨満、腹痛、悪心・嘔吐、腸炎、鼓腸、消化性潰瘍、胃食道逆流性疾患、食欲不振、胃腸障害 |
過敏症 | - | - | - | 発疹、そう痒 |
代謝及び栄養 | - | - | 乳酸上昇、血中尿酸[17]上昇 | 血中カリウム上昇、ケトーシス |
その他 | - | - | - | 便潜血陽性、鼻咽頭炎、浮腫、CK(CPK)上昇、尿中血陽性、蜂巣炎、倦怠感、空腹感、動悸、脱力感、発汗、ビタミンB12減少、筋肉痛注 |
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