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ペンタサ錠 :: 医療 Wiki

illness:ペンタサ錠

ページ内コンテンツ
  • メサラジン(Mesalazine)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 副作用
      • 稀な副作用
    • 同じ成分の医薬品
    • ジェネリック医薬品

メサラジン(Mesalazine) anchor.png[1]

潰瘍性大腸炎[2]クローン病[3]治療剤

  • ペンタサ錠(製薬会社:杏林製薬株式会社)
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作用と効果 anchor.png[4]

炎症細胞から放出される活性酸素を消去し、ロイコトリエンの合成を抑制することにより、炎症の進展や組織の障害を抑制し、腹痛、血便などを改善します。通常、潰瘍性大腸炎[2]クローン病[3]の治療に用いられます。

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用法・用量 anchor.png[5]

  • 潰瘍性大腸炎[2]
    • (成人)通常、1回主成分として500mgを1日3回食後に服用します。年齢・症状により適宜増減され、1日2,250mgが上限とされていますが、活動期には必要に応じて1回2,000mgを1日2回の服用となることがあります。
    • (小児)通常、1日主成分として体重当たり30~60mg/kgを3回に分けて食後に服用します。年齢・症状により適宜増減されますが、1日2,250mgが上限とされています。
  • クローン病[3]
    • (成人)通常、1回主成分として500~1,000mgを1日3回食後に服用します。
    • (小児)通常、1日主成分として体重当たり40~60mg/kgを3回に分けて食後に服用します。

成人小児とも年齢・症状により適宜減量されます。この薬は1錠中に主成分250mgを含む製剤です。必ず指示された服用方法に従ってください。この薬は二分割して服用できますが、放出を調節している製剤なので、かまずに服用してください。

飲み忘れた場合は気がついたときに1回分を飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

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副作用 anchor.png[6]

副作用として、発疹、吐き気、下痢、腹痛、下血・血便、発熱、尿着色などが報告されています。

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稀な副作用 anchor.png[7]

  • 過敏性肺障害
    発熱(37〜38℃)、呼吸困難、から咳
  • 心筋炎、心膜炎、胸膜炎
    胸部痛、発熱、呼吸困難
  • 間質性腎炎、ネフローゼ症候群[8]、腎機能低下、急性腎不全
    発熱、尿量減少、呼吸困難
  • 再生不良性貧血[9]、汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少症
    貧血[10]傾向、出血傾向、発熱
  • 膵炎
    激しい上腹部または腰背部の痛み、発熱、吐き気・嘔吐
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ジェネリック医薬品[16] anchor.png[17]


Last-modified: 2019-03-30 (土) 00:07:45 (JST) (1858d) by kondo