ページへ戻る

− Links

 印刷 

プレセデックス静注液 :: 医療 Wiki

illness:プレセデックス静注液

ページ内コンテンツ
  • デクスメデトミジン塩酸塩
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 生活上の注意
    • 副作用
      • 重大な副作用
      • その他の副作用
    • ジェネリック医薬品

デクスメデトミジン塩酸塩 anchor.png[1]

α2作動性鎮静剤

  • プレセデックス静注液 (製薬会社:ファイザー株式会社)
Page Top

作用と効果 anchor.png[2]

  • 集中治療における人工呼吸中及び離脱後の鎮静
  • 成人の局所麻酔下における非挿管での手術及び処置時の鎮静
  • 小児の非挿管での非侵襲的な処置及び検査時の鎮静
Page Top

用法・用量 anchor.png[3]

  • 集中治療における人工呼吸中及び離脱後の鎮静
    通常、成人には、デクスメデトミジンを6μg/kg/時の投与速度で10分間静脈内へ持続注入し(初期負荷投与)、続いて患者の状態に合わせて、至適鎮静レベルが得られる様、維持量として0.2~0.7μg/kg/時の範囲で持続注入する(維持投与)。また、維持投与から開始することもできる。
    通常、6歳以上の小児には、デクスメデトミジンを0.2μg/kg/時の投与速度で静脈内へ持続注入し、患者の状態に合わせて、至適鎮静レベルが得られる様、0.2~1.0μg/kg/時の範囲で持続注入する。
    通常、修正在胎(在胎週数+出生後週数)45週以上6歳未満の小児には、デクスメデトミジンを0.2μg/kg/時の投与速度で静脈内へ持続注入し、患者の状態に合わせて、至適鎮静レベルが得られる様、0.2~1.4μg/kg/時の範囲で持続注入する。
    なお、患者の状態に合わせて、投与速度を適宜減速すること。
  • 成人の局所麻酔下における非挿管での手術及び処置時の鎮静
    通常、成人には、デクスメデトミジンを6μg/kg/時の投与速度で10分間静脈内へ持続注入し(初期負荷投与)、続いて患者の状態に合わせて、至適鎮静レベルが得られる様、維持量として0.2~0.7μg/kg/時の範囲で持続注入する(維持投与)。なお、患者の状態に合わせて、投与速度を適宜減速すること。
  • 小児の非挿管での非侵襲的な処置及び検査時の鎮静
    通常、2歳以上の小児には、デクスメデトミジンを12μg/kg/時の投与速度で10分間静脈内へ持続注入し(初期負荷投与)、続いて維持量として1.5μg/kg/時で持続注入する(維持投与)。
    通常、1ヵ月以上2歳未満の小児には、デクスメデトミジンを9μg/kg/時の投与速度で10分間静脈内へ持続注入し(初期負荷投与)、続いて維持量として1.5μg/kg/時で持続注入する(維持投与)。
    なお、患者の状態に合わせて、投与速度を適宜減速すること。
Page Top

生活上の注意 anchor.png[4]

Page Top

副作用 anchor.png[5]

  • 集中治療における人工呼吸中及び離脱後の鎮静
    主なものは高血圧[6]、低血圧、嘔気、徐脈、口内乾燥
    AST(GOT)増加、ALT(GPT)増加
  • 局所麻酔下における非挿管での手術及び処置時の鎮静
    その主なものは呼吸抑制、低血圧、徐脈、高血圧[6]、低酸素症
Page Top

重大な副作用 anchor.png[7]

  • 低血圧
  • 高血圧[6]
  • 徐脈
  • 心室細動
  • 心停止、洞停止
  • 低酸素症、無呼吸、呼吸困難、呼吸抑制、舌根沈下
Page Top

その他の副作用 anchor.png[8]

副作用1%以上0.1~1%未満0.1%未満頻度不明
血液及びリンパ系障害-出血、血小板減少症、貧血[9]、白血球増加症凝固障害、播種性血管内凝固症候群、好酸球増多症-
肝臓-AG比異常、血清AST(GOT)上昇、血清ALT(GPT)上昇γ-GTP[10]上昇、黄疸、肝機能異常-
泌尿器-乏尿腎機能異常、尿閉多尿
精神系激越不安、錯乱、幻覚、めまい、頭痛、不全麻痺、せん妄、傾眠、落ち着きのなさうつ病[11]、錯覚、神経過敏、意識低下、神経痛、神経炎、ニューロパシー、知覚脱失、ジストニア、言語障害、昏迷、痙攣-
感覚器-視覚異常複視、光視症、耳不快感-
循環器 心臓心房細動、頻脈末梢性虚血、血管障害、血圧変動、心不全、心電図異常、特異的心電図異常、高血圧[6]悪化、心筋梗塞[12]不整脈[13]、心室性不整脈[13]、期外収縮、上室性頻脈、心室性頻脈脳出血、血管拡張、脳血管障害、血管痙攣、循環不全、チアノーゼ、心疾患、狭心症[14]、心筋虚血、心房性不整脈[13]、AVブロック、脚ブロック、心ブロック、T波逆転、上室性不整脈[13]-
呼吸器-無気肺、気管支痙攣、高炭酸ガス血症、低換気症、胸水、気胸[15]、肺水腫、呼吸不全徐呼吸、咳、喀血、肺炎[16]、肺うっ血、呼吸障害-
消化器嘔吐、嘔気、口内乾燥腹痛、下痢おくび-
皮膚・皮下組織系-多汗紅斑性皮疹-
代謝及び栄養口渇アシドーシス、呼吸性アシドーシス、高血糖[17]、高カリウム血症、血液量過多、低蛋白血症、NPN上昇アルカリフォスファターゼ上昇、低カリウム血症-
その他発熱、血液量減少、疼痛背部痛、異常高熱、浮腫、悪寒、失神胸痛、筋肉痛、感染、敗血症[18]、異常感薬剤離脱症候群
Page Top

ジェネリック医薬品[19] anchor.png[20]

  • デクスメデトミジン静注液

Last-modified: 2023-12-15 (金) 12:18:54 (JST) (142d) by kondo