生活上の注意
この薬を含む骨病変に対する治療薬や、この薬の類薬(ビスホスホネート系薬剤)を使用している人に、あごの骨の壊死、あごの骨の骨髄炎がおこることがあります。この副作用の報告の多くが抜歯などの歯の治療に関連してあらわれているので、次の点について医師、薬剤師などから十分説明を受けてください。
- 医師と相談の上、必要に応じてこの薬を使い始める前に歯科検診を受け、できるだけ抜歯などの治療を済ませること。
- ブラッシングなどで口腔内を清潔に保つこと。
- 定期的に歯科検診を受けること。
- 歯科を受診する際には、この薬を使用していることを歯科医師に告げること。
- この薬を使用している間は、抜歯などの治療をできるだけ避けること。
- また、万一、歯やあごなどの異常(あごの痛み、歯のゆるみ、歯ぐきの腫れなど)が見られた場合には、ただちに歯科または口腔外科を受診してください。
- 低カルシウム血症の発現を軽減するため、医師の指示どおり、カルシウムとビタミンDを毎日服用してください。もし、カルシウムとビタミンDの内服が難しい場合は、医師にご相談ください。
- 症状がなくても低カルシウム血症を発現していることがありますので、頻回な血液検査が行われます。
- 医師の指示に従って、指定された日時に検査を受けてください。