ペランパネル水和物製剤
抗てんかん剤
- フィコンパ錠 (製薬会社:製造販売元 エーザイ株式会社)
- 薬価
2mg/錠 193.20円(2020年4月1日以降)
4mg/錠 315.90円(2020年4月1日以降)薬価の改定が更新されていない場合はご注意ください。
- 薬価
- フィコンパ細粒 (製薬会社:エーザイ株式会社)
作用と効果
他の抗てんかん薬で十分な効果が認められないてんかん患者の下記発作に対する抗てんかん薬との併用療法
- 部分発作(二次性全般化発作を含む)
- 強直間代発作
てんかん患者の部分発作(二次性全般化発作を含む)
他の抗てんかん薬で十分な効果が認められないてんかん患者の強直間代発作に対する抗てんかん薬との併用療法
用法・用量
- 部分発作(二次性全般化発作を含む)に用いる場合
- 単剤療法
通常、成人及び4歳以上の小児にはペランパネルとして1日1回2mgの就寝前経口投与より開始し、その後2週間以上の間隔をあけて2mgずつ漸増する。維持用量は1日1回4~8mgとする。
なお、症状により2週間以上の間隔をあけて2mg以下ずつ適宜増減するが、1日最高8mgまでとする。 - 併用療法
通常、成人及び12歳以上の小児にはペランパネルとして1日1回2mgの就寝前経口投与より開始し、その後1週間以上の間隔をあけて2mgずつ漸増する。
本剤の代謝を促進する抗てんかん薬を併用しない場合の維持用量は1日1回4~8mg、併用する場合の維持用量は1日1回8~12mgとする。
なお、症状により1週間以上の間隔をあけて2mg以下ずつ適宜増減するが、1日最高12mgまでとする。
通常、4歳以上12歳未満の小児にはペランパネルとして1日1回2mgの就寝前経口投与より開始し、その後2週間以上の間隔をあけて2mgずつ漸増する。
本剤の代謝を促進する抗てんかん薬を併用しない場合の維持用量は1日1回4~8mg、併用する場合の維持用量は1日1回8~12mgとする。
なお、症状により2週間以上の間隔をあけて2mg以下ずつ適宜増減するが、1日最高12mgまでとする。
- 単剤療法
- 強直間代発作に用いる場合
- 併用療法
通常、成人及び12歳以上の小児にはペランパネルとして1日1回2mgの就寝前経口投与より開始し、その後1週間以上の間隔をあけて2mgずつ漸増する。
本剤の代謝を促進する抗てんかん薬を併用しない場合の維持用量は1日1回8mg、併用する場合の維持用量は1日1回8~12mgとする。
なお、症状により1週間以上の間隔をあけて2mg以下ずつ適宜増減するが、1日最高12mgまでとする。
- 併用療法
副作用
- 部分発作(二次性全般化発作を含む)
主な副作用は、浮動性めまい、傾眠 - 強直間代発作
主な副作用は、浮動性めまい、傾眠、易刺激性
その他の副作用
副作用 | 5%以上 | 1~5%未満 | 1%未満 | 頻度不明 |
血液及びリンパ系障害 | - | - | 貧血、低ナトリウム血症、好中球減少症 | - |
肝臓 | - | - | 肝機能異常、γ-GTP増加、AST増加、ALT増加 | - |
精神神経系 | 浮動性めまい、傾眠 | 頭痛、運動失調、平衡障害、構語障害、自殺念慮 | 痙攣、振戦、気分動揺、感覚鈍麻、嗜眠、過眠症、感情不安定、気分変化、神経過敏、健忘、記憶障害、異常行動、錯乱状態、睡眠障害、錯感覚、自殺企図 | 協調運動異常、多幸気分 |
眼 | - | 霧視、複視 | 眼振 | - |
消化器 | - | 悪心、嘔吐 | 腹部不快感、腹痛、下痢、口内炎 | - |
過敏症 | - | 発疹 | そう痒症 | - |
筋骨格系及び結合組織障害 | - | - | 筋力低下、筋肉痛 | 関節痛 |
その他 | - | 疲労、体重増加、回転性めまい、歩行障害、食欲減退、無力症、血中クレアチンホスホキナーゼ増加、食欲亢進 | 心電図QT延長、異常感、倦怠感、尿中蛋白陽性、体重減少、不規則月経、鼻出血、転倒、酩酊感、挫傷 | 上気道感染 |
スポンサーリンク
ぺージ情報 | |
---|---|
ぺージ名 : | フィコンパ錠 |
ページ別名 : | 未設定 |
ページ作成 : | kondo |
閲覧可 | |
グループ : | すべての訪問者 |
ユーザー : | すべての訪問者 |
編集可 | |
グループ : | 登録ユーザ |
ユーザー : | なし |
Counter: 3455,
today: 1,
yesterday: 0
初版日時: 2016-05-25 (水) 16:56:42
最終更新: 2020-11-01 (日) 17:29:26 (JST) (1265d) by kondo
お気軽に投稿してください。一言でもどうぞ。病気の治療、薬の副作用のことなど。