エンドセリン受容体拮抗薬
肺の動脈を収縮させるエンドセリンという物質の働きを抑えることにより、肺動脈の血圧を下げ、同時に肺動脈を流れる血液の量をふやし息切れや疲労感を改善します。
通常、肺動脈性肺高血圧症の治療に用いられます。
通常、成人は服用開始から4週間は1回1錠(ボセンタンとして62.5mg)を1日2回朝夕食後に服用します。5週目からは1回2錠(125mg)を1日2回朝夕食後に服用します。症状・忍容性などにより適宜増減されます。1日の最大服用量は4錠(250mg)です。必ず指示された服用方法に従ってください。
飲み忘れた場合は決して2回分を一度に飲まないでください。気がついた時すぐに1回分飲んでください。ただし、次の服用時間が間近の場合は1回とばして、次の時間に1回分飲んでください。誤って多く飲んだ場合、重度の血圧の低下が起こる可能性があります。異常を感じたら医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
主な副作用として、頭痛、倦怠感、筋痛、肝機能異常などが報告されています。
な副作用は、頭痛、肝機能異常、倦怠感、筋痛、貧血、便秘、肝機能検査異常、背部痛、浮動性めまい、体位性めまい、鼻出血、潮紅、ほてり