代謝拮抗剤
体内でフルオロウラシル(抗がん剤)に変換され、その濃度を上昇させ抗腫瘍効果を高め、消化器毒性(副作用)を軽減します。
通常、胃がん[3]、結腸・直腸がん、頭頸部がん[4]、非小細胞肺がん[5]、手術不能または再発乳がん[6]、膵がん[7]、胆道がん[8]の治療に用いられます。
通常、成人は初回体表面積に合わせてテガフールとして1.25m2未満では40mg、1.25~1.5m2未満では50mg、1.5m2以上では60mgを基準として1日2回朝食後と夕食後に28日間連続で服用し、その後14日間休みます。これを1クールとして繰り返しますが、状態により適宜増減されます。増減量の段階は1回40mg、50mg、60mg、75mgとされており、1回75mgが限度、最低量は1回40mgとされています。
この薬は1包中にテガフールとして20mgを含んでいます。必ず指示された服用方法に従ってください。
この薬の使用中は、症状のあらわれない副作用を見つけるためにも、定期的(2週間に1回以上)な臨床検査(血液、肝機能、腎機能検査など)が行われますので、受診日はできるだけ守ってください。
主な副作用として、食欲不振、はきけ、嘔吐、下痢、体がだるい、口内炎、色素沈着、発疹、流涙などが報告されています。
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