ランレオチド酢酸塩
持続性ソマトスタチンアナログ徐放性製剤
- ソマチュリン皮下注 (製薬会社:製造販売元(輸入元) 帝人ファーマ株式会社)
用法・用量
- 先端巨大症・下垂体性巨人症、甲状腺刺激ホルモン産生下垂体腫瘍
通常、成人にはランレオチドとして90mgを4週毎に3ヵ月間、深部皮下に注射する。その後は患者の病態に応じて60mg、90mg又は120mgを4週毎に投与する。
- 膵・消化管神経内分泌腫瘍
通常、成人にはランレオチドとして120mgを4週毎に、深部皮下に注射する。
副作用
その他の副作用
副作用 | 5%以上 | - | 5%未満 | 頻度不明 |
血液及びリンパ系障害 | - | - | 貧血 | - |
肝胆道系 | 胆石症 | - | AST(GOT)増加、ALT(GPT)増加、血中ビリルビン増加、ALP増加、γ-GTP増加 | 胆管拡張、AST(GOT)異常、ALT(GPT)異常、血中ビリルビン異常 |
精神神経系 | - | - | 頭痛、傾眠、浮動性めまい | 不眠、嗜眠 |
消化器 | 下痢、白色便、腹痛、腹部膨満、鼓腸、悪心 | - | 腹部不快感、嘔吐、便秘、硬便、血中アミラーゼ増加、消化不良、膵炎 | 脂肪便、膵酵素減少 |
皮膚・皮下組織系 | 脱毛 | - | 発疹、蕁麻疹、紅斑 | - |
代謝及び栄養 | - | - | ヘモグロビンA1c増加、耐糖能異常、低血糖、血中ブドウ糖増加、血中ブドウ糖減少、糖尿病、コントロール不良の糖尿病、高血糖、食欲減退 | - |
内分泌 | - | - | TSH減少、プロラクチン減少 | - |
筋骨格系及び結合組織障害 | - | - | - | 筋骨格痛、筋肉痛 |
全身 | 倦怠感 | - | 異常感、疲労、発熱 | - |
投与部位 | 硬結、疼痛、そう痒感 | - | 紅斑 | 腫瘤、結節、膿瘍 |
その他 | - | - | 体重減少、高血圧 | ほてり、血中ナトリウム減少 |
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初版日時: 2017-08-19 (土) 19:40:23
最終更新: 2021-11-04 (木) 17:34:39 (JST) (905d) by kondo
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