抗ウイルス化学療法剤
抗ウイルス剤で、ヒト免疫不全ウイルス1型(HIV-1)の逆転写酵素の活性を阻害し、ウイルスの増殖を抑えます。
通常、HIV-1感染症の治療に用いられます。
通常、成人には1回1錠(リルピビリンとして25mg、テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩として300mg及びエムトリシタビンとして200mgを含有)を1日1回食事中又は食直後に経口投与する。
この薬はHIV感染症の根治療法薬ではありません。薬を飲んでいても、病気[5]が進行する可能性がありますので、身体状況の変化については全て医師に報告してください。
セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)は薬の血中濃度を下げ、効果が減弱するおそれがあるので、セイヨウオトギリソウ含有食品を避けてください。
主な副作用は、下痢、頭痛、悪心、不眠症、浮動性めまい、異常な夢、疲労 等
副作用 | 5%以上 | - | 5%未満 | 頻度不明 |
血液及びリンパ系障害 | - | - | 好中球減少症 | 白血球減少症、好中球数減少、血小板数[11]減少、ヘモグロビン減少 |
肝胆道系 | - | - | トランスアミナーゼ上昇、脂肪肝、肝炎、高ビリルビン血症 | γ-GTP[12]増加、肝機能異常、Al-P増加 |
腎臓 | - | - | 蛋白尿、血中クレアチニン[13]増加、多尿 | 頻尿、血尿 |
精神系 | 不眠症、異常な夢、うつ病[14] | - | 睡眠障害[15]、抑うつ気分 | リビドー減退、神経過敏、不安、感情不安定 |
神経系 | 頭痛(12.6%)、浮動性めまい | - | 傾眠 | 錯感覚、末梢性ニューロパチー、味覚異常、ニューロパチー、思考異常、振戦、前庭障害 |
呼吸器 | - | - | 呼吸困難 | 気管支炎、鼻炎、咽頭炎 |
消化器 | 下痢(13.8%)、悪心、腹痛 | - | 嘔吐、腹部不快感、鼓腸、消化不良、アミラーゼ[8]増加、リパーゼ[9]増加、口内乾燥 | 胃腸障害、便秘、アフタ性口内炎、胃炎、おくび、口臭 |
皮膚・皮下組織系 | 発疹 | - | 皮膚変色、皮膚色素過剰 | そう痒症、多汗症[16]、脱毛症、湿疹、ざ瘡、皮膚乾燥、単純ヘルペス、皮膚良性新生物、脂漏、帯状疱疹[17] |
免疫系 | - | - | 過敏症、免疫再構築症候群 | 血管性浮腫 |
代謝及び栄養 | - | - | 食欲減退、高血糖[18]、高トリグリセリド血症 | 低カリウム血症、低リン酸血症、体重減少、後天性リポジストロフィー、高コレステロール血症、高脂血症、食欲亢進、低ナトリウム血症、高ナトリウム血症、低血糖[18]、血中リン減少、LDLコレステロール増加、体重増加 |
筋骨格系及び結合組織障害 | - | - | 筋力低下 | 骨軟化症(骨痛及びまれに骨折の原因となる)、ミオパチー、骨障害、筋痛、関節痛、背部痛、側腹部痛、筋痙攣 |
全身 | 疲労 | - | 無力症、疼痛 | 倦怠感、胸痛、発熱、悪寒、末梢性浮腫、ほてり |
その他 | - | - | - | 視覚異常、血管拡張、感染、インフルエンザ症候群 |
臨床検査 | - | - | CK(CPK)増加 | 尿糖[19] |
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