トレメリムマブ(遺伝子組換え)
抗悪性腫瘍剤/ヒト型抗ヒトCTLA-4モノクローナル抗体
- イジュド点滴静注 (製薬会社:製造販売元 アストラゼネカ株式会社/販売元 )
用法・用量
- イジュド点滴静注25mg
- イジュド点滴静注300mg
- 切除不能な肝細胞癌
デュルバルマブ(遺伝子組換え)との併用において、通常、成人にはトレメリムマブ(遺伝子組換え)として、300mgを60分間以上かけて単回点滴静注する。ただし、体重30kg以下の場合の投与量は4mg/kg(体重)とする。
- 切除不能な肝細胞癌
副作用
主に発疹、そう痒症、咳嗽・湿性咳嗽、肺炎、TSH上昇、TSH低下、下痢、腹痛、アミラーゼ増加、リパーゼ増加、発熱、筋肉痛、末梢性浮腫等が報告されています。
重大な副作用
- 間質性肺疾患
- 大腸炎、重度の下痢、消化管穿孔
- 甲状腺機能障害
甲状腺機能低下症、甲状腺機能亢進症等の甲状腺機能障害があらわれることがある。 - 副腎機能障害
副腎機能不全等の副腎機能障害があらわれることがある。 - 下垂体機能障害
下垂体機能低下症等の下垂体機能障害があらわれることがある。 - 肝機能障害、肝炎
AST、ALT、γ-GTP、ビリルビン等の上昇を伴う肝機能障害、肝炎があらわれることがある。 - 腎障害
尿細管間質性腎炎、糸球体腎炎、腎炎等の腎障害があらわれることがある。[ - 筋炎
- 心筋炎
- 膵炎
- 脳炎
- Infusion reaction
- 重度の皮膚障害
皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)等があらわれることがある。重度の皮膚障害があらわれた後に敗血症があらわれることがある。また、類天疱瘡があらわれることがある。 - 神経障害
末梢性ニューロパチー、多発ニューロパチー、ギラン・バレー症候群等の神経障害があらわれることがある。
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初版日時: 2023-08-31 (木) 18:39:25
最終更新: 2023-08-31 (木) 18:41:59 (JST) (241d) by kondo
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