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メインテート錠 :: 医療 Wiki

illness:メインテート錠

ページ内コンテンツ
  • ビソプロロールフマル酸塩 (Bisoprolol fumarate)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 副作用
      • 重大な副作用
      • その他の副作用
        • 本態性高血圧症、狭心症、心室性期外収縮、頻脈性心房細動の場合
        • 慢性心不全の場合
    • ジェネリック医薬品

ビソプロロールフマル酸塩 (Bisoprolol fumarate) anchor.png[1]

選択的β1アンタゴニスト

  • メインテート錠 (製薬会社:田辺三菱製薬株式会社)
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作用と効果 anchor.png[2]

交感神経の興奮を心臓に伝えるβ1受容体を遮断し、心臓の過剰な働きをゆるやかにすることにより、抗心不全作用を示します。通常、慢性心不全(虚血性心疾患または拡張型心筋症[3]に基づく)の治療に用いられます。

  • 本態性高血圧[4]症(軽症~中等症)
  • 狭心症[5]
  • 心室性期外収縮
  • 次の状態で、アンジオテンシン変換酵素阻害薬又はアンジオテンシンII受容体拮抗薬、利尿薬、ジギタリス製剤等の基礎治療を受けている患者
  • 頻脈性心房細動
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用法・用量 anchor.png[6]

  • 本態性高血圧[4]症(軽症~中等症)、狭心症[5]、心室性期外収縮
    通常、成人にはビソプロロールフマル酸塩として、5mgを1日1回経口投与する。
    なお、年齢、症状により適宜増減する。
  • 虚血性心疾患又は拡張型心筋症[3]に基づく慢性心不全
    通常、成人にはビソプロロールフマル酸塩として、1日1回0.625mg経口投与から開始する。1日1回0.625mgの用量で2週間以上経口投与し、忍容性がある場合には、1日1回1.25mgに増量する。
    その後忍容性がある場合には、4週間以上の間隔で忍容性をみながら段階的に増量し、忍容性がない場合は減量する。用量の増減は1回投与量を0.625、1.25、2.5、3.75又は5mgとして必ず段階的に行い、いずれの用量においても、1日1回経口投与とする。通常、維持量として1日1回1.25〜5mgを経口投与する。
    なお、年齢、症状により、開始用量は更に低用量に、増量幅は更に小さくしてもよい。
    また、患者の本剤に対する反応性により、維持量は適宜増減するが、最高投与量は1日1回5mgを超えないこと。
  • 頻脈性心房細動
    通常、成人にはビソプロロールフマル酸塩として、1日1回2.5mg経口投与から開始し、効果が不十分な場合には1日1回5mgに増量する。
    なお、年齢、症状により適宜増減するが、最高投与量は1日1回5mgを超えないこと。
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副作用 anchor.png[7]

  • 本態性高血圧[4]症、狭心症[5]、心室性期外収縮
    主なものは、徐脈、心胸比増大、倦怠感、ふらつき、めまい、浮腫、房室ブロック 等
    主な検査値異常変動は、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇 等
  • 慢性心不全
    主なものは、倦怠感、浮動性めまい、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、心不全、体位性めまい 等
  • 頻脈性心房細動
    γ-GTP[8]上昇、肝機能検査値異常、心室性期外収縮、頭痛、腹部不快感、尿中ブドウ糖陽性、頻尿
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重大な副作用 anchor.png[9]

  • 心不全、完全房室ブロック、高度徐脈、洞不全症候群、浮腫
    めまい、息苦しい、むくみ
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その他の副作用 anchor.png[10]

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本態性高血圧[4]症、狭心症[5]、心室性期外収縮、頻脈性心房細動の場合 anchor.png[11]
副作用5%以上0.1~5%未満0.1%未満頻度不明
肝臓-AST(GOT)、ALT(GPT)の上昇ビリルビン、LDH、Al-P、γ-GTP[8]の上昇肝腫大
腎臓--尿酸、クレアチニン[12]、BUNの上昇、尿糖[13]、頻尿-
精神神経系-頭痛・頭重感、めまい、ふらつき立ちくらみ、眠気、不眠、悪夢-
---霧視、涙液分泌減少
循環器・心臓-徐脈、心胸比増大、房室ブロック、低血圧動悸、心房細動、心室性期外収縮、胸痛-
呼吸器・胸郭および縦隔障害--呼吸困難、気管支痙れん-
消化器--悪心、嘔吐、胃部不快感、腹部不快感、食欲不振、下痢-
過敏症--発疹、皮膚そう痒感-
その他-けん怠感、浮腫脱力感、気分不快感、疲労感、四肢冷感、悪寒、しびれ感、血清脂質の上昇、CK(CPK)の上昇糖尿病[14]増悪
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慢性心不全の場合 anchor.png[15]
副作用5%以上0.1~5%未満0.1%未満頻度不明
肝臓AST(GOT)、ALT(GPT)の上昇肝腫大、ビリルビン、LDH、Al-P、γ-GTP[8]の上昇--
腎臓尿酸、クレアチニン[12]の上昇BUNの上昇、尿糖[13]、頻尿--
精神神経系めまい、立ちくらみ頭痛・頭重感、ふらつき、眠気、不眠-悪夢
-霧視-涙液分泌減少
錐体外路症状----
循環器・心臓徐脈心胸比増大、房室ブロック、低血圧、動悸、胸痛-心房細動、心室性期外収縮
呼吸器・胸郭および縦隔障害呼吸困難--気管支痙れん
消化器-悪心、腹部不快感、食欲不振-嘔吐、胃部不快感、下痢
過敏症-発疹-皮膚そう痒感
その他倦怠感、浮腫、血清脂質の上昇脱力感、気分不快感、疲労感、四肢冷感、しびれ感、CK(CPK)の上昇、糖尿病[14]増悪-悪寒
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ジェネリック医薬品[16] anchor.png[17]

  • ウェルビー錠
  • ビソプロロールフマル酸塩錠
  • ビソプロロールフマル酸塩錠(旧名称:メインハーツ錠)
  • ビソプロロールフマル酸塩錠(旧名称:ルーク錠)

Last-modified: 2019-03-25 (月) 20:34:16 (JST) (1858d) by kondo