シタラビン オクホスファート(Cytarabine ocfosfate)
抗悪性腫瘍剤
- スタラシドカプセル (製薬会社:日本化薬株式会社)
作用と効果
細胞のDNA(デオキシリボ核酸)合成を抑えて、がん細胞の増殖を抑えます。 通常、成人急性非リンパ性白血病または骨髄異形成症候群の治療に用いられます。
用法・用量
成人急性非リンパ性白血病
通常、成人は1日1〜3カプセル(主成分無水物として100〜300mg)を1日1〜3回に分けて食後に服用します。
骨髄異形成症候群
通常、成人は1日1〜2カプセル(主成分無水物として100〜200mg)を1日1〜3回に分けて食後に服用します。
いずれも2〜3週間毎日服用し、2〜3週間休みます。これを繰り返します。服用量は治療を受ける疾患、症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
飲み忘れた場合は気がついた時に1回分を飲んでください。ただし、次の飲む時間が近い場合は1回とばして、次の時間に1回分飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
副作用
主な副作用として、食欲不振、吐き気・嘔吐、発熱、倦怠感、発疹などが報告されています。
稀な副作用
- 汎血球減少などの骨髄抑制
貧血、発熱、出血傾向(鼻血、歯ぐきの出血、皮下出血など)、倦怠感
- 間質性肺炎
発熱、から咳、呼吸困難
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初版日時: 2012-08-23 (木) 16:22:49
最終更新: 2012-08-23 (木) 16:22:49 (JST) (4264d) by seriza
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