ページへ戻る

− Links

 印刷 

骨パジェット病 :: 医療 Wiki

illness:骨パジェット病

ページ内コンテンツ
  • 骨ページェット病 PDB 概要
    • 症状
    • 原因
    • 診療科
    • 検査
    • 診断
    • 病期 ステージ
    • 合併症
    • 治療法

骨ページェット病 PDB 概要 anchor.png[1]

骨パジェット病(Paget's disease of bone:PDB)とは、破骨細胞の機能異常による骨吸収と骨芽細胞の機能異常による骨形成の亢進により、骨微細構造の変化とそれに伴う骨肥大、骨変形が生じ、その部位の骨強度が減少する疾患です。大腿骨、頭蓋骨、脛骨、脊椎、鎖骨など大きな骨に好発します。

Page Top

症状 anchor.png[2]

骨の痛み、骨の変形、関節炎、神経の圧迫による痛みなどの症状が発生します。

四肢の骨では強度の低下で容易に骨折が発生します。

Page Top

原因 anchor.png[3]

骨パジェット病の原因はわかっていません。この病気[4]は遺伝する傾向があり、一連の遺伝子の異常が一因になっている可能性があります。

Page Top

診療科 anchor.png[5]

整形外科

Page Top

検査 anchor.png[6]

X線、CT、MRIなどで骨の形態を調べます。

採血では、血中アルカリフォスファターゼ上昇がみられます。

Page Top

診断 anchor.png[7]

Page Top

病期 ステージ anchor.png[8]

Page Top

合併症 anchor.png[9]

罹患骨から骨肉腫[10]や骨原発悪性線維性組織球腫MFHなどの悪性腫瘍の発生がある。

Page Top

anchor.png[11]

  • エルシトニン注[12](一般名:エルカトニン)
    甲状腺ホルモン[13]の作用を持つ薬物で、破骨細胞の作用を抑制し骨形成を促す働きがあります。
  • ダイドロネル錠[14](一般名:エチドロン酸二ナトリウム)
    破骨細胞の活性を押さえて疼痛を減らし、骨強度を上昇させる薬です。エルシトニンより強い働きがあります。
  • アクトネル錠[15](一般名:リセドロン酸ナトリウム水和物)
    ダイドロネルと同じ作用で、破骨細胞の活性を押さえて疼痛を減らし、骨強度を上昇させる薬です。
Page Top

治療法 anchor.png[17]

  • 薬物治療
    基本は薬物治療となります。
  • 手術
    強度の弱くなった部位で骨折が発生した場合手術が必要となることがあります。
    膝、脊椎など部位により手術方法が全く異なりますので、部位に応じた手術方法を選択します。

Last-modified: 2017-12-20 (水) 17:53:31 (JST) (2326d) by kondo