二次性副甲状腺機能亢進症[2]治療剤(活性型ビタミンD3製剤)
維持透析下の二次性副甲状腺機能亢進症[2]
通常、成人には投与初期は、カルシトリオールとして、1回1μgを週2〜3回、透析終了時にできるだけ緩徐に静脈内投与する。
以後は、患者の副甲状腺ホルモン[5]及び血清カルシウムの十分な管理のもと、1回0.5μgから1.5μgの範囲内で適宜増減し、週1〜3回、透析終了時にできるだけ緩徐に投与する。
主な副作用は、高カルシウム血症、そう痒感、高カルシウム血症(血清カルシウム上昇を含む)、高リン血症(血清リン上昇を含む)、好酸球増多、そう痒感 等
副作用 | 0.5%以上又は頻度不明 | 0.1~0.5%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 |
血液及びリンパ系障害 | 好酸球増多 | リンパ球減少、血小板減少 | 好中球増多、単球増多 | - |
肝臓 | - | γ-GTP[10]上昇、AST(GOT)上昇 | - | - |
精神神経系 | - | いらいら感、不眠、手しびれ感、めまい、頭痛 | 感情鈍麻(ぼんやり)、気分不良、うつ状態悪化 | - |
眼 | - | - | 結膜充血 | - |
循環器・心臓 | - | 高血圧[11]、動悸、心房細動 | QT延長、房室ブロック | - |
消化器 | - | 嘔気、嘔吐、食欲不振、便秘、膵炎の悪化 | - | - |
皮膚・皮下組織系 | そう痒感、発疹 | - | ざ瘡 | - |
代謝及び栄養 | 高リン血症 | LDH上昇 | - | - |
筋骨格系及び結合組織障害 | - | 関節痛、筋力低下 | 背部痛 | - |
その他 | - | 不快感(四肢、腰部、肛門) | 顔面潮紅、胸部圧迫感 | - |
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