カルシトリオール製剤
二次性副甲状腺機能亢進症治療剤(活性型ビタミンD3製剤)
- ロカルトロール注 (製薬会社:協和発酵キリン株式会社)
作用と効果
維持透析下の二次性副甲状腺機能亢進症
用法・用量
通常、成人には投与初期は、カルシトリオールとして、1回1μgを週2〜3回、透析終了時にできるだけ緩徐に静脈内投与する。
以後は、患者の副甲状腺ホルモン及び血清カルシウムの十分な管理のもと、1回0.5μgから1.5μgの範囲内で適宜増減し、週1〜3回、透析終了時にできるだけ緩徐に投与する。
副作用
主な副作用は、高カルシウム血症、そう痒感、高カルシウム血症(血清カルシウム上昇を含む)、高リン血症(血清リン上昇を含む)、好酸球増多、そう痒感 等
重大な副作用
- 高カルシウム血症
- 本剤には血清カルシウム上昇作用が認められるので、血清カルシウム値は定期的(少なくとも2週に1回)に測定すること。
- 血清カルシウム値が医療機関の血清カルシウム値の基準値上限を1mg/dL超えた場合には、直ちに休薬すること。
- また、高カルシウム血症に基づくと考えられる症状(そう痒感、いらいら感等)の出現に注意すること。
- 投与の再開については、休薬により血清カルシウム値が、医療機関の血清カルシウム値の基準値まで低下したことを確認した上で、休薬前の投与量を参考に、減量等も考慮して投与すること。
- ショック、アナフィラキシー
血圧低下、呼吸困難、紅潮 等
同じ成分の医薬品
- カルミサールカプセル
- カルデミン錠
- ヒポテリオールカプセル
- ロカルトロールカプセル
- フルスタン錠
- ホーネル錠
ジェネリック医薬品
- カルシトリオール静注液
スポンサーリンク
ぺージ情報 | |
---|---|
ぺージ名 : | ロカルトロール注 |
ページ別名 : | 未設定 |
ページ作成 : | kondo |
閲覧可 | |
グループ : | すべての訪問者 |
ユーザー : | すべての訪問者 |
編集可 | |
グループ : | 登録ユーザ |
ユーザー : | なし |
Counter: 1199,
today: 1,
yesterday: 0
初版日時: 2016-04-05 (火) 18:08:01
最終更新: 2019-04-08 (月) 12:01:32 (JST) (1839d) by kondo
お気軽に投稿してください。一言でもどうぞ。病気の治療、薬の副作用のことなど。