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レカルブリオ配合点滴静注用 :: 医療 Wiki

illness:レカルブリオ配合点滴静注用

ページ内コンテンツ
  • レレバクタム水和物・イミペネム水和物・シラスタチンナトリウム
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 使用上の注意
    • 生活上の注意
    • 副作用
      • 重大な副作用
      • その他の副作用

レレバクタム水和物・イミペネム水和物・シラスタチン[1]ナトリウム anchor.png[2]

β-ラクタマーゼ阻害剤配合抗生物質製剤

  • レカルブリオ配合点滴静注用 (製薬会社:製造販売元 MSD株式会社/販売元 )
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作用と効果 anchor.png[3]

レレバクタム水和物はカルバペネム耐性機序に関わるβ-ラクタマーゼのうち、AmblerクラスA及びクラスCのβ-ラクタマーゼを阻害します。

  • 適応菌種
    本剤に感性の大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、緑膿菌、アシネトバクター属
    ただし、カルバペネム系抗菌薬に耐性を示す菌株に限る
  • 適応症
    各種感染症
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用法・用量 anchor.png[4]

通常、成人には1回1.25g(レレバクタムとして250mg/イミペネムとして500mg/シラスタチン[1]として500mg)を1日4回30分かけて点滴静注する。

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使用上の注意 anchor.png[5]

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生活上の注意 anchor.png[6]

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副作用 anchor.png[7]

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重大な副作用 anchor.png[8]

  • 中枢神経症状
    痙攣、呼吸停止、意識障害、意識喪失、呼吸抑制、錯乱、不穏等の中枢神経症状があらわれることがある。
  • ショック、アナフィラキシー
    不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗又は呼吸困難、全身潮紅、浮腫等があらわれることがある。
  • 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)
  • 重篤な肝障害
    劇症肝炎、肝炎、肝不全、黄疸等の重篤な肝障害があらわれることがある。
  • 気管支痙攣、間質性肺炎[9]、PIE症候群
    喘息発作及び誘発等の気管支痙攣、また発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等を伴う間質性肺炎[9]、PIE症候群等があらわれることがある。
  • 重篤な血液障害
    汎血球減少症、骨髄抑制、無顆粒球症、溶血性貧血[10]等の重篤な血液障害があらわれることがある。
  • 急性腎障害、尿崩症等の重篤な腎障害があらわれることがある。
  • 偽膜性大腸炎
    血便を伴う重篤な大腸炎があらわれることがある。腹痛、頻回の下痢ががみられることがある。
  • 血栓性静脈炎
    • 配合成分である注射用イミペネム水和物・シラスタチン[1]ナトリウムで報告されている副作用
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その他の副作用 anchor.png[11]

副作用3%以上-3%未満頻度不明
血液及びリンパ系障害---好酸球増多
腎臓---乏尿、血尿、頻尿
精神系---幻覚、譫妄、激越
神経系--全身性強直性間代性発作ジスキネジア、しびれ感、振戦、頭痛、味覚異常
血管---潮紅
消化器---舌変色、口内炎、腹痛、下痢、嘔気、嘔吐
皮膚・皮下組織系---発疹、そう痒、蕁麻疹、紅斑
代謝及び栄養--血糖[12]食欲不振、ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向等)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎等)
全身--発熱、注入部位紅斑倦怠感、浮腫、胸痛、注射部位の疼痛及び硬結
感染症---カンジダ症
臨床検査クレアチニン・クリアランス[13]減少--顆粒球減少、好塩基球増多、リンパ球増多、血小板減少・増多、赤血球減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット[14]減少、AST上昇、ALT上昇、LDH上昇、Al-P上昇、γ-GTP[15]上昇、尿ウロビリノーゲン[16]上昇、BUN上昇、血清クレアチニン[17]上昇、血中アミラーゼ[18]上昇、血清ナトリウム低下、血清カリウム上昇・低下

Last-modified: 2021-06-30 (水) 16:53:29 (JST) (1043d) by kondo