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ラジカット注 :: 医療 Wiki

illness:ラジカット注

ページ内コンテンツ
  • エダラボン(Edaravone)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 生活上の注意
    • 副作用
      • 重大な副作用
      • その他の副作用
    • ジェネリック医薬品

エダラボン(Edaravone) anchor.png[1]

中枢神経系用剤

  • ラジカット注 (製薬会社:田辺三菱製薬株式会社)
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作用と効果 anchor.png[2]

血液の流れが悪くなったところで増加する有害なフリーラジカルを消去することにより、脳を保護します。また、フリーラジカルの発生を抑えることにより、運動神経を保護します。

通常、脳梗塞急性期に伴う神経症候、日常生活動作障害、機能障害の改善に用いられます。また、筋萎縮性側索硬化症[3](ALS)における機能障害の進行抑制に用いられます。

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用法・用量 anchor.png[4]

  • 脳梗塞急性期
    通常、1日2回、30分かけて点滴で静脈内に注射します。使用期間は14日以内です。
  • 筋萎縮性側索硬化症[3](ALS)
    通常、1日1回、60分かけて点滴で静脈内に注射します。
    通常、本剤注射期と休薬期を組み合わせた28日間を1クールとし、これを繰り返します。第1クールは14日間連日注射する注射期の後14日間休薬し、第2クール以降は14日間のうち10日間注射する注射期の後14日間休薬します。
    症状を見ながら長期間使うことがあります。
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生活上の注意 anchor.png[5]

この薬を注射したときは、頻回に(検査の回数は症状によって異なります)、腎臓、肝臓、血液の働きを調べるために採血して検査します。

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副作用 anchor.png[6]

主な副作用として、肝障害(全身けん怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる)、腎機能障害(尿量の減少、むくみ)、不眠症、発熱、発疹、発赤、腫脹、膨疹、かゆみ、紅斑などが報告されています。

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重大な副作用 anchor.png[7]

  • 急性腎不全、ネフローゼ症候群[8]
    尿量の減少、むくみ、けん怠感
  • 劇症肝炎、肝機能障害、黄疸
    劇症肝炎等の重篤な肝炎、AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-P、γ-GTP[9]、LDH,ビリルビン等の著しい上昇を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。
    全身けん怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる
  • 血小板減少、顆粒球減少
    鼻血・歯ぐきの出血、発熱、のどの痛み
  • 播種性血管内凝固症候群
    あおあざができる、鼻血・歯ぐきの出血、動悸や息切れ
  • 横紋筋融解症[10]
    筋肉痛、脱力感、CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇
  • 急性肺障害
    発熱、咳、呼吸困難
  • ショック,アナフィラキシー
    蕁麻疹、血圧低下、呼吸困難、等があらわれることがある。
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その他の副作用 anchor.png[11]

副作用5%以上0.1~5%未満0.1%未満頻度不明
血液及びリンパ系障害-赤血球減少,白血球増多,白血球減少,ヘマトクリット[12]値減少,ヘモグロビン減少,血小板増加,血小板減少--
肝臓-総ビリルビン値上昇,ウロビリノーゲン陽性,AST(GOT)上昇,ALT(GPT)上昇,LDH上昇,Al-P上昇,γ-GTP[9]上昇ビリルビン尿-
腎臓-BUN上昇,血清尿酸上昇,蛋白尿,血尿,クレアチニン[13]上昇血清尿酸低下多尿
消化器--嘔気,嘔吐-
皮膚・皮下組織系
過敏症-発疹発赤,腫脹,膨疹,そう痒感紅斑(多形滲出性紅斑等)
投与部位-注射部発疹,注射部発赤腫脹
その他-発熱,血清コレステロール上昇,トリグリセライド上昇,血清総蛋白減少,CK(CPK)上昇,CK(CPK)低下,血清カリウム低下,血清カリウム上昇,尿中ブドウ糖陽性熱感,血圧上昇,血清コレステロール低下,血清カルシウム低下,頭痛-
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ジェネリック医薬品[14] anchor.png[15]

  • エダラボン点滴静注バッグ

Last-modified: 2019-02-06 (水) 18:51:46 (JST) (1908d) by kondo