中枢神経系用剤
血液の流れが悪くなったところで増加する有害なフリーラジカルを消去することにより、脳を保護します。また、フリーラジカルの発生を抑えることにより、運動神経を保護します。
通常、脳梗塞急性期に伴う神経症候、日常生活動作障害、機能障害の改善に用いられます。また、筋萎縮性側索硬化症[3](ALS)における機能障害の進行抑制に用いられます。
この薬を注射したときは、頻回に(検査の回数は症状によって異なります)、腎臓、肝臓、血液の働きを調べるために採血して検査します。
主な副作用として、肝障害(全身けん怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる)、腎機能障害(尿量の減少、むくみ)、不眠症、発熱、発疹、発赤、腫脹、膨疹、かゆみ、紅斑などが報告されています。
副作用 | 5%以上 | 0.1~5%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 |
血液及びリンパ系障害 | - | 赤血球減少,白血球増多,白血球減少,ヘマトクリット[12]値減少,ヘモグロビン減少,血小板増加,血小板減少 | - | - |
肝臓 | - | 総ビリルビン値上昇,ウロビリノーゲン陽性,AST(GOT)上昇,ALT(GPT)上昇,LDH上昇,Al-P上昇,γ-GTP[9]上昇 | ビリルビン尿 | - |
腎臓 | - | BUN上昇,血清尿酸上昇,蛋白尿,血尿,クレアチニン[13]上昇 | 血清尿酸低下 | 多尿 |
消化器 | - | - | 嘔気,嘔吐 | - |
皮膚・皮下組織系 | ||||
過敏症 | - | 発疹 | 発赤,腫脹,膨疹,そう痒感 | 紅斑(多形滲出性紅斑等) |
投与部位 | - | 注射部発疹,注射部発赤腫脹 | ||
その他 | - | 発熱,血清コレステロール上昇,トリグリセライド上昇,血清総蛋白減少,CK(CPK)上昇,CK(CPK)低下,血清カリウム低下,血清カリウム上昇,尿中ブドウ糖陽性 | 熱感,血圧上昇,血清コレステロール低下,血清カルシウム低下,頭痛 | - |
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