ナトリウム・カリウム・アスコルビン酸
経口腸管洗浄剤
- モビプレップ配合内用剤 (製薬会社:製造販売元 EAファーマ株式会社/販売元 )
用法・用量
本剤1袋を水に溶解して約2Lの溶解液とする。
通常、成人には溶解液を1時間あたり約1Lの速度で経口投与する。溶解液を約1L投与した後、水又はお茶を約0.5L飲用する。ただし、排泄液が透明になった時点で投与を終了し、投与した溶解液量の半量の水又はお茶を飲用する。
排泄液が透明になっていない場合には、残りの溶解液を排泄液が透明になるまで投与し、その後、追加投与した溶解液量の半量の水又はお茶を飲用する。なお、本剤1袋(溶解液として2L)を超える投与は行わない。
副作用
主なものは悪心、AST(GOT)増加、尿中蛋白陽性、ALT(GPT)増加、腹痛、嘔吐、発疹、白血球数増加等が報告されています。
重大な副作用
- ショック、アナフィラキシー
顔面蒼白、血圧低下、嘔吐、嘔気持続、気分不良、眩暈、冷感、蕁麻疹、呼吸困難、顔面浮腫等があらわれることがある。 - 腸管穿孔、腸閉塞、鼡径ヘルニア嵌頓
- 低ナトリウム血症
意識障害、痙攣等があらわれることがある。 - 虚血性大腸炎
- マロリー・ワイス症候群
嘔吐、嘔気、吐血、血便等があらわれることがある。 - 失神、意識消失
血圧低下を伴うことがある。
その他の副作用
副作用 | 5%以上 | 0.1~5%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 |
血液及びリンパ系障害 | - | 白血球数増加、好中球百分率増加、リンパ球百分率減少 | - | - |
肝臓 | - | AST(GOT)増加、ALT(GPT)増加、血中LDH増加、肝機能異常 | - | - |
腎臓 | - | 尿中蛋白陽性 | - | - |
精神神経系 | - | 頭痛 | - | 睡眠障害、痙攣、浮動性めまい |
循環器・心臓 | - | 血圧低下、徐脈 | - | 血圧上昇 |
消化器 | - | 悪心、嘔吐、腹痛 | - | 腹部膨満、肛門不快感、消化不良、嚥下障害、鼓腸 |
過敏症 | - | 発疹- | - | そう痒症、蕁麻疹、血管浮腫 |
その他 | - | 口渇、血中コレステロール増加、血中CK(CPK)増加 | - | 倦怠感、悪寒、空腹、不快感、血中重炭酸塩減少、高カルシウム血症、低カルシウム血症、低リン酸血症、低カリウム血症、血中クロール異常、脱水 |
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初版日時: 2021-06-01 (火) 12:22:07
最終更新: 2021-06-01 (火) 12:23:24 (JST) (1065d) by kondo
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