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マブリン散 :: 医療 Wiki

illness:マブリン散

ページ内コンテンツ
  • ブスルファン(Busulfan)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
      • 慢性骨髄性白血病
      • 真性多血症
    • 副作用
      • 稀な副作用
    • ジェネリック医薬品

ブスルファン(Busulfan) anchor.png[1]

腫瘍用薬・アルキル化剤

  • マブリン散 (製薬会社:大原薬品工業株式会社)
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作用と効果 anchor.png[2]

DNAを構成しているグアニンと結合し、グアニンの形をDNAの合成をしにくくすることで、細胞の増殖に必要なDNA合成を阻害し、異常細胞の過剰な増加を抑えます。 通常、慢性骨髄性白血病[3]真性多血症[4]の緩解に用います。

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用法・用量 anchor.png[5]

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慢性骨髄性白血病[3] anchor.png[6]

通常、成人は以下の投与法1.または投与法2.で服用します。いずれの方法でも、年齢、症状によって適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。

  • 投与法1
    通常、成人は1日0.4~0.6g(主成分として4~6mg)を服用し、白血球が基準値まで減少すれば1日0.2g(2mg)またはそれ以下に減量されます。維持療法として週1回または2週に1回1日0.2g(2mg)を服用します。
  • 投与法2
    通常、成人は1日0.2g(主成分として2mg)またはそれ以下を服用し、白血球が基準値まで減少するまで服用します。維持療法として週1回または2週に1回1日0.2g(2mg)を服用します。
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真性多血症[4] anchor.png[7]

通常、成人は1日0.2~0.4g(主成分として2~4mg)を服用し、血液検査結果により1日0.6g(6mg)まで段階を踏み、増量されます。血液検査結果、年齢、症状によって適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。

服用中には頻繁に臨床検査(血液検査、肝機能・腎機能検査)が行われるので、必ず指示された受診日を守って、検査を受けてください。異常が認められた際は、減量、休薬などが行われます。

飲み忘れた場合は気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分は飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

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副作用 anchor.png[8]

副作用として、発疹、蕁麻疹などが報告されています。

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稀な副作用 anchor.png[9]

  • 骨髄抑制
    貧血[10]、発熱、出血傾向
  • 間質性肺炎[11]、肺線維症
    発熱、咳、呼吸困難
  • 白内障
    まぶしい、かすんで見える、視力低下

Last-modified: 2013-01-30 (水) 17:14:32 (JST) (4112d) by seriza