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ヘプタバックス-II :: 医療 Wiki

illness:ヘプタバックス-II

ページ内コンテンツ
  • 組換え沈降B型肝炎ワクチン(酵母由来)(Recombinant adsorbed hepatitis b vaccine yeast origin)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 生活上の注意
    • 副作用
      • 稀な副作用
    • ジェネリック医薬品

組換え沈降B型肝炎[1]ワクチン(酵母由来)(Recombinant adsorbed hepatitis b vaccine yeast origin) anchor.png[2]

B型肝炎[1]ワクチン

  • ヘプタバックス-II (製薬会社:MSD株式会社)
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作用と効果 anchor.png[3]

B型肝炎[1]ウイルスに対する抗体を事前に作り、B型肝炎[1]ウイルスによる感染を予防します。
通常、B型肝炎[1]B型肝炎[1]ウイルスの母子感染、HBs抗原陽性でかつHBe抗原陽性の血液による汚染事故後のB型肝炎[1]発症などの予防に用いられます。

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用法・用量 anchor.png[4]

  • B型肝炎[1]の予防
    通常、4週間隔で2回、20~24週を経過した後に3回目を皮下または筋肉内に注射します。10歳未満は同様の間隔で皮下に注射します。
  • B型肝炎[1]ウイルス母子感染の予防
    通常、生後12時間以内を目安に1回、初回注射の1カ月後と6カ月後に各1回ずつの計3回皮下に注射します。
  • B型肝炎[1]に罹っている人の血液による汚染事故後のB型肝炎[1]の予防
    通常、事故発生後7日以内に1回、初回注射の1カ月後と3~6カ月後に各1回ずつを皮下または筋肉内に計3回注射します。10歳未満は同様の間隔で皮下に注射します。

いずれの場合も、必ず指示された接種方法に従ってください。

  • B型肝炎[1]ウイルス母子感染の予防やB型肝炎[1]に罹っている人の血液による汚染事故後のB型肝炎[1]の予防には、抗HBs人免疫グロブリン[5]を併用してください。
  • B型肝炎[1]ウイルス母子感染の予防における初回注射の時期は、被接種者の状況に応じて生後12時間以降とすることもできますが、その場合であっても生後できるだけ早期に行ってください。
  • 3回目接種1~2ヵ月後を目途に抗体検査を行なってください。
  • 能動的HBs抗体が獲得されていない場合には追加接種してください。
  • 接種前に必ず問診、検温および診察を受けてください。
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生活上の注意 anchor.png[6]

本剤のバイアルのゴム栓には乾燥天然ゴム(ラテックス)が含まれています。ラテックス過敏症のある方はアレルギー反応があらわれることがありますので、注意してください。

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副作用 anchor.png[7]

主な副作用として、注射部位局所反応(疼痛、発赤、そう痒感)、倦怠感、発熱、手の脱力感、などが報告されています。

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稀な副作用 anchor.png[8]

  • ショック、アナフィラキシー
    息苦しくなる、冷や汗が出る、顔色が蒼白になる
  • 多発性硬化症[9]急性散在性脳脊髄炎[10]、ギランバレー症候群などの急性神経根障害
    ものがだぶって見える、眼球がくるくるする、体がだるい、発熱、頭痛、むかむかする、手足がピリピリする、手足の感覚がなくなる、手足の脱力感

Last-modified: 2016-02-06 (土) 00:26:39 (JST) (3012d) by seriza