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フトラフールカプセル :: 医療 Wiki

illness:フトラフールカプセル

ページ内コンテンツ
  • テガフール(Tegafur)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 副作用
      • 稀な副作用
    • ジェネリック医薬品

テガフール(Tegafur) anchor.png[1]

腫瘍用薬

  • フトラフールカプセル (製薬会社:大鵬薬品工業株式会社)
  • フトラフール腸溶錠 (製薬会社:大鵬薬品工業株式会社)
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作用と効果 anchor.png[2]

がん細胞を攻撃するフルオロウラシルに変換されるテガフール製剤で、がん(腫瘍)を小さくすることで症状が軽くなることが期待できます。 通常、消化器がん(胃がん[3]、結腸・直腸がん)、乳がん[4]の自覚的・他覚的症状の緩解に用いられます。

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用法・用量 anchor.png[5]

  • フトラフールカプセル
    通常、成人は1日4~6カプセル(テガフールとして800~1200mg)を2~4回に分けて服用します。年齢、症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • フトラフール腸溶錠
    通常、成人は1日4~6錠(テガフールとして800~1200mg)を2~4回に分けて服用します。年齢、症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。

ティーエスワン(フッ化ピリミジン系の薬)と絶対に一緒に飲んではいけません。また、ティーエスワンを中止して7日以内はこの薬を飲んではいけません。

飲み忘れた場合は、次の服用時間に1回分服用してください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

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副作用 anchor.png[6]

主な副作用として、食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢、口内炎、体がだるい、色素沈着、発疹などが報告されています。

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稀な副作用 anchor.png[7]

  • 骨髄抑制
    出血が止まりにくい、体がだるい、のどの痛み、発熱
  • 重篤な肝障害
    皮膚が黄色くなる、体がだるい、白目が黄色くなる、食欲不振
  • 重篤な腸炎
    下痢、激しい腹痛
  • 白質脳症を含む精神神経障害
    ふらつき、物忘れ、しゃべりにくい
  • 嗅覚脱失
    臭いがわからない
  • 間質性肺炎[8]
    息苦しい、発熱、から咳

Last-modified: 2013-02-25 (月) 21:16:30 (JST) (4080d) by seriza