テガフール(Tegafur)
腫瘍用薬
- フトラフールカプセル (製薬会社:大鵬薬品工業株式会社)
- フトラフール腸溶錠 (製薬会社:大鵬薬品工業株式会社)
作用と効果
がん細胞を攻撃するフルオロウラシルに変換されるテガフール製剤で、がん(腫瘍)を小さくすることで症状が軽くなることが期待できます。 通常、消化器がん(胃がん、結腸・直腸がん)、乳がんの自覚的・他覚的症状の緩解に用いられます。
用法・用量
- フトラフールカプセル
通常、成人は1日4~6カプセル(テガフールとして800~1200mg)を2~4回に分けて服用します。年齢、症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。 - フトラフール腸溶錠
通常、成人は1日4~6錠(テガフールとして800~1200mg)を2~4回に分けて服用します。年齢、症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
ティーエスワン(フッ化ピリミジン系の薬)と絶対に一緒に飲んではいけません。また、ティーエスワンを中止して7日以内はこの薬を飲んではいけません。
飲み忘れた場合は、次の服用時間に1回分服用してください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
副作用
主な副作用として、食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢、口内炎、体がだるい、色素沈着、発疹などが報告されています。
稀な副作用
- 骨髄抑制
出血が止まりにくい、体がだるい、のどの痛み、発熱 - 重篤な肝障害
皮膚が黄色くなる、体がだるい、白目が黄色くなる、食欲不振 - 重篤な腸炎
下痢、激しい腹痛 - 白質脳症を含む精神神経障害
ふらつき、物忘れ、しゃべりにくい - 嗅覚脱失
臭いがわからない - 間質性肺炎
息苦しい、発熱、から咳
スポンサーリンク
ぺージ情報 | |
---|---|
ぺージ名 : | フトラフールカプセル |
ページ別名 : | 未設定 |
ページ作成 : | seriza |
閲覧可 | |
グループ : | すべての訪問者 |
ユーザー : | すべての訪問者 |
編集可 | |
グループ : | 登録ユーザ |
ユーザー : | なし |
Counter: 2102,
today: 2,
yesterday: 1
初版日時: 2013-02-25 (月) 21:12:45
最終更新: 2013-02-25 (月) 21:16:30 (JST) (4049d) by seriza
お気軽に投稿してください。一言でもどうぞ。病気の治療、薬の副作用のことなど。