鎮痛・抗炎症剤
痛みや炎症の原因となる物質(プロスタグランジン)の生合成の抑制、組織分解酵素活性の抑制などにより、鎮痛、抗炎症、解熱作用を示します。通常、関節リウマチ、変形性関節症、痛風発作、強直性脊椎炎、腰痛症、肩関節周囲炎、頚肩腕症候群、腱・腱鞘炎、月経困難症、帯状疱疹の消炎・鎮痛・解熱、外傷・手術後、歯科・口腔外科領域における抜歯や小手術後の消炎・鎮痛に用いられます。
通常、成人は主成分として1日300〜600mgを2〜3回に分け、なるべく空腹時をさけて服用します。
痛風発作には初回400〜600mgを服用します。頓用する場合や外傷・手術後には初回300mgを服用します。治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。本剤は1錠中に主成分100mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのをやめないでください。