- フィチン酸ナトリウム
- 作用と効果
- 用法・用量
- 使用上の注意
- 生活上の注意
- 副作用
フィチン酸ナトリウム [1]
放射性医薬品/肝脾疾患診断薬・センチネルリンパ節同定用薬
- テクネフチン酸キット (製薬会社:製造販売元 PDRファーマ株式会社/販売元 )
- フィチン酸テクネチウム(99mTc)注射液の調製
本品に放薬基「過テクネチウム酸ナトリウム(99mTc)注射液」2~8mLを加え、よく振り混ぜてフィチン酸テクネチウム(99mTc)注射液を得る。
- 肝脾シンチグラムによる肝脾疾患の診断
得られたフィチン酸テクネチウム(99mTc)注射液の18.5~111MBqを静注し、20~30分後に適当な位置に患者を固定し、シンチスキャナーあるいはシンチカメラでシンチグラムをとる。
なお、年齢・体重により適宜増減する。
- センチネルリンパ節の同定及びリンパシンチグラフィ
通常、成人には得られたフィチン酸テクネチウム(99mTc)注射液を、次表に従い、適宜分割して投与し、2時間以降にガンマ線検出用のプローブで被検部を走査することにより、センチネルリンパ節を同定する。また、必要に応じガンマカメラで被検部を撮像することによりリンパシンチグラムをとる。なお、投与から検査実施までの時間等により適宜増減する。