抗悪性腫瘍剤
手術不能又は再発乳癌にはA法又はB法を使用し、ラパチニブトシル酸塩水和物と併用する場合にはC法を使用する。
結腸・直腸癌における補助化学療法にはB法を使用し、オキサリプラチンと併用する場合にはC法を使用する。
治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌には他の抗悪性腫瘍剤との併用でC法又はE法を使用する。
直腸癌における補助化学療法で放射線照射と併用する場合にはD法を使用する。
胃癌には白金製剤との併用でC法を使用する。
体表面積 | 1回用量 |
1.31m2未満 | 900mg |
1.31m2以上1.64m2未満 | 1,200mg |
1.64m2以上 | 1,500mg |
体表面積 | 1回用量 |
1.33m2未満 | 1,500mg |
1.33m2以上1.57m2未満 | 1,800mg |
1.57m2以上1.81m2未満 | 2,100mg |
1.81m2以上 | 2,400mg |
体表面積 | 1回用量 |
1.36m2未満 | 1,200mg |
1.36m2以上1.66m2未満 | 1,500mg |
1.66m2以上1.96m2未満 | 1,800mg |
1.96m2以上 | 2,100mg |
D法:体表面積にあわせて次の投与量を朝食後と夕食後30分以内に1日2回、5日間連日経口投与し、その後2日間休薬する。
これを繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。
体表面積 | 1回用量 |
1.31m2未満 | 900mg |
1.31m2以上1.64m2未満 | 1,200mg |
1.64m2以上 | 1,500mg |
体表面積 | 1回用量 |
1.31m2未満 | 900mg |
1.31m2以上1.69m2未満 | 1,200mg |
1.69m2以上2.07m2未満 | 1,500mg |
2.07m2以上 | 1,800mg |
主な副作用として、手足症候群、悪心、食欲不振、下痢、口内炎、末梢性感覚ニューロパシー、疲労、色素沈着障害などが報告されています。
赤血球数減少、白血球数減少、リンパ球数減少、ヘモグロビン減少、血中ビリルビン増加、AST増加、LDH増加、ALT増加、Al-P増加等があらわれることがある。