- エルゴタミン酒石酸塩(Ergotamine tartrate) 無水カフェイン(Anhydrous caffeine) イソプロピルアンチピリン(Isopropylantipyrine)
- 作用と効果
- 用法・用量
- 副作用
- ジェネリック医薬品
エルゴタミン酒石酸[1]塩(Ergotamine tartrate) 無水カフェイン(Anhydrous caffeine) イソプロピルアンチピリン(Isopropylantipyrine) [2]
片頭痛[3]治療薬 エルゴタミン誘導体[4]を含む製剤
血管を収縮させることにより、片頭痛[3]の発作を軽減します。通常、血管性頭痛、片頭痛[3]、緊張性頭痛の治療に用いられます。
- クリアミンA錠
通常、成人は1回1錠を1日2~3回服用しますが、頭痛発作の前兆がある場合は1回1~2錠を頓用します。年齢・症状により適宜増減されますが、1週間に最高10錠までとされています。必ず指示された服用方法に従ってください。
- クリアミンS錠[5]
通常、成人は1回2錠を1日2~3回服用しますが、頭痛発作の前兆がある場合は1回2~4錠を頓用します。年齢・症状により適宜増減されますが、1週間に最高20錠までとされています。必ず指示された服用方法に従ってください。
飲み忘れた場合は症状がなければ服用しなくてかまいません。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めたり、長期にわたり飲み続けないでください。急に中止すると頭痛などの禁断症状があらわれることがあります。
主な副作用として、食欲不振、吐き気、嘔吐、胃部・腹部不快感、ふらつき、眠気、局所性浮腫、かゆみ、じんましん、呼吸困難、発疹、貧血[9]、四肢筋痛、四肢脱力感、知覚異常(四肢のしびれ感、ピリピリ感)などが報告されています。
- ショック
脈拍の異常、呼吸困難、顔面が青白くなる
- 皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症
発熱、皮膚に赤い発疹・水疱、眼球結膜の充血
- 麦角中毒
手足のしびれ感、手足のピリピリ感や痛み、脈の消失
- 心筋虚血、心筋梗塞[11]
胸痛、胸部圧迫感、胸がしめつけられるような疼痛
- エルゴタミン誘発性の頭痛、頭痛を主訴とする禁断症状
頭痛