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キムリア点滴静注 :: 医療 Wiki

illness:キムリア点滴静注

ページ内コンテンツ
  • チサゲンレクルユーセル(tisagenlecleucel)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 生活上の注意
    • 副作用
      • 重大な副作用
      • その他の副作用

チサゲンレクルユーセル(tisagenlecleucel) anchor.png[1]

遺伝子治療[2]

  • CAR-T細胞治療 (製薬会社:ノバルティスファーマ株式会社)
    CAR-T細胞治療は、患者由来の免疫細胞(T細胞)の遺伝子組み換えを行い、がん細胞を捉えて攻撃しやすくした上で患者の体内に戻す免疫細胞医療である。
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作用と効果 anchor.png[3]

  • 再発または難治性のCD19陽性のB細胞急性リンパ芽球(がきゅう)白血病[4](B-ALL)
    ただし、以下のいずれかの場合に限る。
    • 初発の患者では標準的な化学療法を 2 回以上施行したが寛解が得られない場合
    • 再発の患者では化学療法を 1 回以上施行したが寛解が得られない場合
    • 同種造血幹細胞[5]移植の適応とならない又は同種造血幹細胞[5]移植後に再発した場合
  • 再発または難治性のCD19陽性のびまん性大細胞B細胞リンパ腫(DLBCL)
    ただし、以下のいずれかの場合であって、自家造血幹細胞[5]移植の適応とならない又は自家造血幹細胞[5]移植後に再発した患者に限る。
    • 初発の患者では化学療法を 2 回以上、再発の患者では再発後に化学療法を 1 回以上施行し、化学療法により完全奏効が得られなかった又は完全奏効が得られたが再発した場合
    • 濾胞性(ろほうせい)リンパ腫が形質転換した患者では通算 2 回以上の化学療法を施行し、形質転換後には化学療法を 1 回以上施行したが、形質転換後の化学療法により完全奏効が得られなかった又は完全奏効が得られたが再発した場合
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用法・用量 anchor.png[6]

B-ALLとDLBCLでは用法・用量は異なるが、いずれも単回静脈投与する。
通常、再発または難治性のCD19陽性のB細胞急性リンパ芽球性白血病[4](B-ALL)では投与時に25歳以下の患者が対象。
通常、再発または難治性びまん性大細胞B細胞リンパ腫(DLBCL)では成人患者が対象となる。

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生活上の注意 anchor.png[7]

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副作用 anchor.png[8]

  • サイトカイン[9]放出症候群
    悪心、倦怠感、頭痛、発熱、頻脈 等
  • 神経毒性
    脳卒中、錯乱、せん妄、振戦、傾眠 等
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重大な副作用 anchor.png[10]

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その他の副作用 anchor.png[11]

副作用5%以上1~5%未満1%未満頻度不明
血液及びリンパ系障害----
肝臓----
肝胆道系----
腎臓----
泌尿器----
生殖系及び乳房----
精神系----
神経系----
感覚器----
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錐体外路症状----
循環器・心臓----
血管----
呼吸器・胸郭および縦隔障害----
消化器----
皮膚・皮下組織系----
過敏症----
下垂体[12]・副腎皮質系----
免疫系----
代謝及び栄養----
体液・電解質[13]----
内分泌----
筋骨格系及び結合組織障害----
全身----
投与部位----
適用部位----
感染症----
抵抗機構----
その他----
臨床検査----

Last-modified: 2019-05-16 (木) 00:52:19 (JST) (1807d) by kondo