- アリピプラゾール水和物(Aripiprazole hydrate)
- 作用と効果
- 用法・用量
- 生活上の注意
- 副作用
- ジェネリック医薬品
アリピプラゾール水和物(Aripiprazole hydrate) [1]
持続性抗精神病薬 アリピプラゾール水和物持続性注射剤
- エビリファイ持続性水懸筋注用 (製薬会社:製造販売元 大塚製薬株式会社)
通常、成人にはアリピプラゾールとして1回400mgを4週に1回臀部筋肉内又は三角筋内に投与する。なお、症状、忍容性に応じて1回量300mgに減量すること。
主に注射部位疼痛、注射部位紅斑、注射部位硬結、注射部位腫脹、体重増加、アカシジア等が報告されています。
重大な副作用 [7]
- 悪性症候群
無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗、発熱
- 本症発症時には、白血球の増加や血清CK(CPK)の上昇がみられることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能低下がみられることがあ
る。
- 遅発性ジスキネジア[8]
長期投与により、口周部等の不随意運動があらわれることがある。
- 麻痺性イレウス
腸管麻痺(食欲不振、悪心・嘔吐、著しい便秘、腹部の膨満あるいは弛緩及び腸内容物のうっ滞等の症状)をきたし、麻痺性イレウスに移行することがある。
- アナフィラキシー
- 横紋筋融解症[9](頻度不明)
CK上昇、血中及び尿中ミオグロビンの上昇等が起こることがある。
- 糖尿病[10]性ケトアシドーシス、糖尿病[10]性昏睡
口渇、多飲、多尿、頻尿、多食、脱力感等の症状が起こることがある。
- 低血糖[11]
脱力感、倦怠感、冷汗、振戦、傾眠、意識障害等の低血糖[11]症状が起こることがある。
- 痙攣
- 無顆粒球症、白血球減少
- 肺塞栓症、深部静脈血栓症
息切れ、胸痛、四肢の疼痛、浮腫等が起こることがある。
- 肝機能障害
AST、ALT、γ-GTP[12]、Al-Pの上昇等を伴う肝機能障害があらわれることがある。