インターフェロンアルファコン-1(遺伝子組換え)注射液(Interferon Alfacon-1(Genetical Recombination))
遺伝子組換え型インターフェロン-α製剤
- アドバフェロン皮下注 (製薬会社:製造発売元 山之内製薬株式会社/提携 アムジェン株式会社/製造販売 アステラス製薬株式会社)
作用と効果
体内のC型肝炎ウイルスの増殖を抑え、体内からこのウイルスを消失させるインターフェロン製剤です。
通常、C型慢性肝炎の治療に用いられます。
用法・用量
通常、成人は1日1回主成分として1,200万〜1,800万国際単位を連日または週3回皮下注射します。
- 必ず指示された使用方法に従ってください。
- 本剤は1バイアル中に900万国際単位を含有します。
- 使い忘れた場合は医師に相談してください。
- 絶対に2回分を一度に使ってはいけません。
- 誤って多く使用した場合はすぐに医師または薬剤師に相談してください。
- 医師の指示なしに、自分の判断で使うのを止めないでください。
- また、注射は腕、太もも、お腹、お尻など注射するところを順序良く変え、短期間に同じところに繰り返し注射しないでください。
副作用
主な副作用として、発熱、全身倦怠感、食欲不振、頭痛、関節痛などのインフルエンザ様症状、脱毛、不眠、胃不快感などが報告されています。
稀な副作用
- 間質性肺炎
発熱、から咳がでる、呼吸困難
- 抑うつ、自殺観念、自殺企図、躁状態、攻撃的行動
ゆううつ、全身倦怠感、気分が高ぶる、興奮、いらいら
- 糖尿病(インスリン依存型(IDDM)およびインスリン非依存型(NIDDM))
口渇、多飲・多尿、疲れやすい
- 甲状腺機能亢進並びに低下の発症または悪化
(亢進)発汗、体重減少、脈が速くなる、(低下)寒気がする、顔がむくむ、倦怠感
- 重篤な肝障害、自己免疫性肝炎の発症または悪化
全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる
- 高度の白血球減少、血小板減少
のどの痛み、発熱、全身倦怠感