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概要 anchor.png

思考、感情、知覚、意欲など精神機能の多くの領域で独特の症状を現す病気です。 脳の組織に肉眼的な異常がありませんが、神経シプナスにおける情報伝達の異常が関係していると考えられています。

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症状 anchor.png

統合失調症には、健康なときにはなかった状態が表れる陽性症状と、健康なときにあったものが失われる陰性症状があります。
陽性症状の典型は、幻覚と妄想です。幻覚の中でも、周りの人には聞こえない声が聞こえる幻聴が多くみられます。
陰性症状は、意欲の低下、感情表現が少なくなるなどがあります。
周囲から見ると、独り言を言っている、実際はないのに悪口を言われたなどの被害を訴える、話がまとまらず支離滅裂になる、人と関わらず一人でいることが多いなどのサインとして表れます。

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急性期の症状 anchor.png

幻覚、妄想、興奮など誰の目にも異常とみえる症状がでます。
陽性症状と呼ばれます。 幻覚 幻聴と幻視が多く、特に人の声が聞こえるといったことが多く現れます。命令口調「・・・しなさい!」、批判的なもの「また、こんなことして!」、実況中継風「今○○さんはこんなことをいています。」などの声が聞こえます。

  • 妄想
    被害的な内容が多く、噂されている、迫害される、監視されている、盗聴されているなどの妄想が起こります。
    感情が不安定になり、切迫感が強い状態になります。また、言語がまとまらなくなったり、興奮や昏迷の状態もよくみられます。
    食欲が低下し睡眠が障害されて昼夜のリズムが乱れがちになり、周囲のコミュニケーションもうまくいかなかなります。
    病気が進行すると自分が病気だという意識が持てず、周囲が受診を勧めても受け付けなくなる状態になることもあります。
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回復期の症状 anchor.png

陽性症状が徐々に減り、自分を取り戻していく時期です。 陽性症状が減るとともに陰性症状と呼ばれる症状が目立つようになることがあります。
陰性症状とは、喜怒哀楽の表情が乏しくなり、会話の減少、意欲の低下、引きこもりなど鬱病のような症状のことです。

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安定期の症状 anchor.png

陽性症状、陰性症状がある程度混在し固定する段階です。
すべての人が慢性症状を残すわけではありませんが、70~80%の人は症状が残ります。

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原因 anchor.png

発症の原因は正確にはよくわかっていませんが、統合失調症になりやすい要因をいくつかもっている人が、仕事や人間関係のストレス、就職や結婚など人生の転機で感じる緊張などがきっかけとなり、発症するのではないかと考えられています。

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D2受容体遮断薬 anchor.png

脳内のドパミン量を減らすように作用をします。陽性症状に効果を表わします。陰性症状までは改善しません。

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D2受容体・5-HT2受容体遮断薬(SDA) anchor.png

陽性症状だけでなく、陰性症状まで改善します。これらの薬はD2受容体遮断作用に加え、5-HT2受容体遮断作用を併せもちます。

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多元受容体標的化抗精神薬(MARTA) anchor.png

D2受容体・5-HT2受容体に加え、他の多くの脳内受容体を遮断する作用をもちます。

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非定型抗精神病薬 anchor.png

ドパミン神経系を正常状態に安定化させ作用があります。陽性症状と陰性症状の両方に効果があります。
ドパミン・システムスタビライザー(DSS:Dopamine System Stabilizer)

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治療法 anchor.png

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薬物療法 anchor.png

D2受容体と5-HT2受容体を遮断することで陽性・陰性症状の両方を改善します。また。D2受容体・5-HT2受容体に加え、他の多くの脳内受容体を遮断することによって統合失調症を改善させます。

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心理社会的治療 anchor.png

病気の自己管理の方法を身につけたり、社会生活機能のレベル低下を防ぐ訓練などを行うもので、精神療法やリハビリテーションが含まれます。病状や生活の状態に合わせて、様々な方法が用いられます。

  • 心理教育
    病気や治療に関する知識を身につけて、対処法を学ぶ
  • 生活技能訓練(SST)
    ロールプレイ等を通じて、社会生活や対人関係のスキルを回復する訓練を行う
  • 作業療法
    園芸、料理、木工などの軽作業を通じて、生活機能の回復を目指す
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経過 anchor.png

治療によって急性期の激しい症状が治まると、その後は回復期となり、徐々に長期安定にいたるというのが一般的な経過です。なかにはまったく症状が出なくなる人もいますが、症状がなくなったからといって自分だけの判断で中途半端な時期に薬をやめてしまうと、しばらくして再発してしまうことも多いので注意が必要です。

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