ピンドロール(Pindolol)
- カルビスケン錠 (製薬会社:アルフレッサ ファーマ株式会社)
作用と効果
β受容体遮断作用により、心臓の働きを調整し、血圧を下げ、脈の乱れを整えます。また、心臓の負担を軽くし、狭心症の発作を防ぎます。
通常、軽~中等症の本態性高血圧症、狭心症、洞性頻脈の治療に用いられます。
用法・用量
- 本態性高血圧症
通常、成人は1回主成分として5mgを1日3回服用します。 - 狭心症
通常、成人は1回主成分として5mgを1日3回服用しますが、効果不十分な場合は1日30mgまで増量されることがあります。 - 洞性頻脈
通常、成人は1回主成分として1〜5mgを1日3回服用します。
いずれの場合も、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。本剤は1錠中に主成分を5mg含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
副作用
主な副作用として、頭痛・頭重感、脱力・けん怠感、不眠、悪心・嘔吐、脳貧血様症状、めまい、ふらつき感、発疹、精神症状(抑うつ、幻覚)、悪夢、涙液分泌減少、霧視、腓腸筋痙直(こむらがえり)、筋肉痛などが報告されています。
その他の副作用
副作用 | 1%以上 | 0.1~1%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 |
肝臓 | - | - | - | AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-Pの上昇 |
精神神経系 | - | めまい、ふらつき、頭痛、不眠、脳貧血様症状、眠気 | 振戦、多汗 | 精神症状(抑うつ、幻覚)、悪夢 |
眼 | - | - | - | 涙液分泌減少、霧視 |
循環器・心臓 | - | 動悸、胸痛、浮腫 | 徐脈 | 低血圧 |
消化器 | - | 悪心・嘔吐、下痢、心窩部不快感 | 腹痛、食欲不振 | 口渇 |
過敏症 | - | 発疹 | - | - |
傷害、中毒及び処置合併症 | - | - | - | - |
その他 | - | 脱力感、けん怠感、手足のしびれ感 | 熱感、腓腸筋痙直(こむらがえり)、その他の筋肉痛 | - |
ジェネリック医薬品
- ピンドロール錠
- ブロクリン-Lカプセル
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初版日時: 2012-05-03 (木) 16:47:26
最終更新: 2019-12-11 (水) 10:45:10 (JST) (1598d) by kondo
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