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リンク元1: 2012-03-07 (水) 12:26:50 seriza  |
2: 2018-01-10 (水) 01:24:00 kondo |
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| - | **用法・用量 [#c4da40ad] | + | **用法・用量 [#k938c9ea] |
| - | 通常、成人はニロチニブとして1回400mgを食事の1時間以上前または食後2時間以降に1日2回、12時間毎を目安に服用します。ただし、初発の慢性期の慢性骨髄性白血病での1回量はニロチニブとして300mgです。なお、患者の状態により適宜減量されます。本剤は1カプセル中にニロチニブ150mgを含有する製剤です。 | + | 通常、成人にはニロチニブとして１回400mgを食事の１時間以上前又は食後２時間以降に１日２回、12時間毎を目安に経口投与する。ただし、初発の慢性期の慢性骨髄性白血病の場合には、１回投与量は300mgとする。なお、患者の状態により適宜減量する。 |
| - | 必ず指示された服用方法に従ってください。食後に服用するとこの薬が吸収されやすくなり、副作用が強くでる可能性があるため、食事の1時間前から食後2時間までの間の服用は避けてください。 | + | |
| - | 飲み忘れた場合は、すぐに服用せずに、次回の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。 | + | 通常、小児には体表面積に合わせて次の投与量（ニロチニブとして１回約230mg/m2）を食事の１時間以上前又は食後２時間以降に１日２回、12時間毎を目安に経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。 |
| + | |||
| + | |体表面積|0.32㎡以下|0.33～0.54㎡|0.55～0.76㎡|0.77～0.97㎡|0.98～1.19㎡|1.20～1.41㎡|1.42～1.63㎡|1.64㎡以上| | ||
| + | |1回投与量|50mg|100mg|150mg|200mg|250mg|300mg|350mg|400mg| | ||
| **副作用 [#u5455250] | **副作用 [#u5455250] | ||
| 主な副作用として、発疹、頭痛、吐き気、嘔吐、貧血、発熱、かゆみ、脱毛症などが報告されています。 | 主な副作用として、発疹、頭痛、吐き気、嘔吐、貧血、発熱、かゆみ、脱毛症などが報告されています。 | ||
| + | -初発の慢性期の慢性骨髄性白血病（成人） | ||
| + | 主な副作用は発疹、頭痛、血小板減少症、悪心、高ビリルビン血症、そう痒症、低リン酸血症、好中球減少症、脱毛症 等 | ||
| + | 検査値異常の主な副作用は、ALT（GPT）増加、AST（GOT）増加、血中ビリルビン増加、リパーゼ増加 等 | ||
| + | -イマチニブ抵抗性の慢性期又は移行期の慢性骨髄性白血病（成人） | ||
| + | 主な副作用は発疹、好中球減少症、頭痛、悪心、血小板減少症、嘔吐、高ビリルビン血症、白血球減少症、高血糖、貧血、発熱 等。 | ||
| + | 検査値異常の主な副作用は、血中ビリルビン増加、リパーゼ増加、ALT（GPT）増加、γ-GTP増加 等 | ||
| - | ***稀な副作用 [#y758fd10] | + | 慢性期の慢性骨髄性白血病（小児） |
| + | 主な副作用は頭痛、高ビリルビン血症、発疹、悪心、斑状丘疹状皮疹、嘔吐、脱毛症 等。 | ||
| + | 検査値異常の主な副作用は、血中ビリルビン増加、ALT（GPT）増加、AST（GOT）増加 等 | ||
| + | |||
| + | ***重大な副作用 [#d3714734] | ||
| -骨髄抑制 | -骨髄抑制 | ||
| + | 汎血球減少、好中球減少、白血球減少、血小板減少、貧血があらわれることがある。 | ||
| 貧血症状、発熱、出血傾向 | 貧血症状、発熱、出血傾向 | ||
| - | -心筋梗塞、狭心症、心不全 | ||
| - | 胸痛、胸部圧迫感、息苦しい | ||
| -QT間隔延長 | -QT間隔延長 | ||
| 胸痛、動悸、胸部不快感 | 胸痛、動悸、胸部不快感 | ||
| + | |||
| + | -心筋梗塞、狭心症、心不全 | ||
| + | 胸痛、胸部圧迫感、息苦しい | ||
| + | -末梢動脈閉塞性疾患 | ||
| + | 閉塞性動脈硬化症、末梢性虚血、四肢動脈血栓症等の末梢動脈閉塞性疾患があらわれることがあり、壊死に至ることがある。 | ||
| + | 間欠性跛行、疼痛、冷感、しびれ 等 | ||
| + | -脳梗塞、一過性脳虚血発作 | ||
| + | -高血糖 | ||
| -心膜炎 | -心膜炎 | ||
| 胸痛、発熱、呼吸困難 | 胸痛、発熱、呼吸困難 | ||
| - | -脳・消化管などの出血 | + | -出血（頭蓋内出血、消化管出血、後腹膜出血 |
| 頭痛、意識障害、腹痛 | 頭痛、意識障害、腹痛 | ||
| + | -感染症 | ||
| + | 肺炎、敗血症等の感染症があらわれることがある。 | ||
| + | -肝炎、肝機能障害、黄疸 | ||
| + | -膵炎 | ||
| + | -体液貯留 | ||
| + | 胸水、肺水腫、心嚢液貯留、うっ血性心不全、心タンポナーデがあらわれることがある。 | ||
| + | -間質性肺疾患 | ||
| + | -脳浮腫 | ||
| + | -消化管穿孔 | ||
| + | -腫瘍崩壊症候群 | ||
| - | + | ***その他の副作用 [#s0a3bdad] | |
| + | |BGCOLOR(#d3d3d3):副作用|BGCOLOR(#dcdcdc):1％以上|BGCOLOR(#dcdcdc):0.5～1％未満|BGCOLOR(#dcdcdc):0.5％未満|BGCOLOR(#dcdcdc):頻度不明| | ||
| + | |血液及びリンパ系障害|リンパ球減少症|発熱性好中球減少症、好酸球増加症|血小板血症、白血球増加症|-| | ||
| + | |肝臓|ビリルビン増加（29.9％）、ALT（GPT）増加（26.4％）、AST（GOT）増加（14.5％）、ALP増加、γ−GTP増加||肝腫大|胆汁うっ滞| | ||
| + | |肝胆道系||||| | ||
| + | |腎臓|血中クレアチニン増加|BUN増加|頻尿、排尿困難、着色尿、血尿|尿意切迫、尿失禁、腎不全| | ||
| + | |泌尿器||||| | ||
| + | |生殖系及び乳房|-|女性化乳房、勃起不全|月経過多、乳頭腫脹、乳房硬結、乳房痛|-| | ||
| + | |精神系|不眠症|不安、うつ病|不快気分、錯乱状態、失見当識|-| | ||
| + | |神経系|頭痛（20.8％）、浮動性めまい、感覚鈍麻、味覚異常、末梢性ニューロパチー|片頭痛、嗜眠、錯感覚、意識消失、失神、振戦|健忘、知覚過敏、異常感覚、下肢静止不能症候群|注意力障害、視神経炎| | ||
| + | |感覚器||||| | ||
| + | |眼|眼乾燥、結膜炎、眼瞼浮腫、眼そう痒症、眼充血|光視症、結膜出血、眼痛、視力低下、眼窩周囲浮腫|眼瞼炎、眼刺激、網脈絡膜症、強膜充血、結膜充血、オキュラーサーフェス疾患、霧視、視力障害、眼出血|複視、眼部腫脹、視神経乳頭浮腫、羞明| | ||
| + | |耳|回転性めまい|-|聴覚障害、耳痛|耳鳴| | ||
| + | |循環器 心臓|動悸|心房細動、頻脈、冠動脈疾患、徐脈、期外収縮|駆出率減少、心拡大、チアノーゼ、房室ブロック、不整脈|心雑音| | ||
| + | |血管|高血圧、潮紅|低血圧|血腫、血栓症|高血圧クリーゼ| | ||
| + | |呼吸器|呼吸困難、咳嗽|鼻出血|発声障害、胸膜炎、肺高血圧症、口腔咽頭痛|胸膜痛、咽喉刺激感、喘鳴| | ||
| + | |消化器|悪心（18.1％）、上腹部痛（8.8％）、嘔吐（9.0％）、便秘（7.9％）、下痢（7.6％）、腹痛（5.6％）、消化不良、腹部膨満、鼓腸、腹部不快感、胃腸炎|口内炎、口内乾燥、痔核、胃食道逆流|食道痛、胃潰瘍、裂孔ヘルニア、メレナ、歯肉炎、歯の知覚過敏、口腔内潰瘍形成、潰瘍性食道炎|吐血、亜イレウス| | ||
| + | |皮膚・皮下組織系|発疹（41.4％）、そう痒症（15.6％）、脱毛症（11.4％）、皮膚乾燥（9.7％）、紅斑、皮膚炎、湿疹、皮膚色素過剰、多汗症、寝汗、皮膚剥脱、過角化|蕁麻疹、挫傷、皮膚乳頭腫、皮膚疼痛、ざ瘡|斑状出血、光線過敏、水疱、結節性紅斑、皮膚嚢腫、皮膚萎縮、脂腺過形成、皮膚肥厚、皮膚変色、顔面腫脹、剥脱性発疹、多形紅斑|手足症候群、点状出血、皮膚潰瘍| | ||
| + | |過敏症||||| | ||
| + | |下垂体・副腎皮質系||||| | ||
| + | |免疫系||||| | ||
| + | |代謝及び栄養|高コレステロール血症（5.4％）、糖尿病、食欲不振、高尿酸血症、脂質異常症、高トリグリセリド血症|-|痛風、低血糖|脱水、食欲亢進| | ||
| + | |内分泌|-|-|甲状腺機能亢進症、甲状腺機能低下症、続発性副甲状腺機能亢進症|甲状腺炎| | ||
| + | |筋骨格系及び結合組織障害|筋骨格痛（17.1％）、関節痛（8.6％）、筋痙縮（8.3％）、背部痛|筋骨格硬直、筋力低下|関節炎、側腹部痛|関節腫脹、投与中止に伴う筋骨格系疼痛| | ||
| + | |全身|疲労（10.8％）、無力症（6.6％）、末梢性浮腫（5.6％）、発熱、顔面浮腫、けん怠感、悪寒、胸部不快感、胸痛、疼痛|-|過敏症、熱感、重力性浮腫、限局性浮腫、口腔乳頭腫、冷感|インフルエンザ様疾患| | ||
| + | |感染症|毛包炎、鼻咽頭炎、ヘルペスウイルス感染|気道感染、気管支炎、カンジダ症|せつ、皮下組織膿瘍、肛門膿瘍、足部白癬|尿路感染| | ||
| + | |投与部位||||| | ||
| + | |抵抗機構||||| | ||
| + | |その他||||| | ||
| + | |臨床検査|低リン酸血症（14.8％）、リパーゼ増加（10.5％）、血中アミラーゼ増加（6.2％）、低カリウム血症、低カルシウム血症、体重増加、体重減少|低マグネシウム血症、低ナトリウム血症、血中インスリン増加、血中非抱合ビリルビン増加、CK（CPK）増加、超低比重リポ蛋白（VLDL）増加、高カリウム血症、高カルシウム血症|血中副甲状腺ホルモン増加、トロポニン増加、LDH増加|高リン酸血症| | ||
| **ジェネリック医薬品 [#d4fdc3aa] | **ジェネリック医薬品 [#d4fdc3aa] | ||
| - （製薬会社：） | - （製薬会社：） | ||
- タシグナカプセル のバックアップ一覧
- タシグナカプセル のバックアップ差分(No. All)
- 1: 2012-03-07 (水) 12:26:50 seriza
- 2: 2018-01-10 (水) 01:24:00 kondo
- 現: 2019-03-13 (水) 11:09:44 kondo
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