1: 2015-10-04 (日) 22:20:41 seriza | 2: 2018-06-20 (水) 10:34:08 kondo | ||
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**作用と効果 [#p9c6a94f] | **作用と効果 [#p9c6a94f] | ||
α受容体遮断作用により、カテコールアミンによる血圧上昇を抑え、また、血管平滑筋に直接作用して血管を拡張します。カテコールアミンを過剰に産生する褐色細胞腫の血圧上昇に対して血圧を下げ、この薬を使用後の血圧降下の程度から褐色細胞腫かどうかを判定します。 | α受容体遮断作用により、カテコールアミンによる血圧上昇を抑え、また、血管平滑筋に直接作用して血管を拡張します。カテコールアミンを過剰に産生する褐色細胞腫の血圧上昇に対して血圧を下げ、この薬を使用後の血圧降下の程度から褐色細胞腫かどうかを判定します。 | ||
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通常、褐色細胞腫の手術前・手術中の血圧調整、褐色細胞腫の診断に用いられます。 | 通常、褐色細胞腫の手術前・手術中の血圧調整、褐色細胞腫の診断に用いられます。 | ||
**用法・用量 [#g6778555] | **用法・用量 [#g6778555] | ||
- | 手術前での使用は静脈内または筋肉内に、手術中での使用は静脈内に、それぞれ必要に応じた回数を注射します。診断での使用は静脈内または筋肉内に1回注射します。 | ||
- | 手術前・手術中の血圧調節で使用する場合は、血圧の状況をみながら注射の期間を決めていきます。診断で使用する場合は、1回注射します。 | + | -褐色細胞腫の手術前・手術中の血圧調整 |
+ | --手術前に、フェントラミンメシル酸塩として、通常、成人には5mg(1mL)、小児には1mg(0.2mL)を、静脈内又は筋肉内に注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。 | ||
+ | --手術中、フェントラミンメシル酸塩として、通常、成人には血圧の状態から判断して、1〜5mg(0.2〜1mL)を適時静注する。なお、年齢、症状により適宜増減する。 | ||
+ | |||
+ | -褐色細胞腫の診断(フェントラミン試験) | ||
+ | フェントラミンメシル酸塩として、通常成人には5mg(1mL)を静脈内又は筋肉内に注射する。 | ||
+ | 通常小児には静脈内注射の場合1mg(0.2mL)、筋肉内注射の場合3mg(0.6mL)を投与する。 | ||
**生活上の注意 [#i0a73aa3] | **生活上の注意 [#i0a73aa3] | ||
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主な副作用として、急激な血圧低下によるショック様症状、頻脈、不整脈、胸内苦悶、狭心症様発作、起立性低血圧、皮膚潮紅、過敏症状、頭痛、めまい、発汗、吐き気・嘔吐、下痢などが報告されています。 | 主な副作用として、急激な血圧低下によるショック様症状、頻脈、不整脈、胸内苦悶、狭心症様発作、起立性低血圧、皮膚潮紅、過敏症状、頭痛、めまい、発汗、吐き気・嘔吐、下痢などが報告されています。 | ||
- | ***稀な副作用 [#z1402702] | + | ***その他の副作用 [#vc465f03] |
- | - | + | |BGCOLOR(#d3d3d3):副作用|BGCOLOR(#dcdcdc):5%以上|BGCOLOR(#dcdcdc):1~5%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):1%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):頻度不明| |
+ | |血液及びリンパ系障害||||| | ||
+ | |肝臓||||| | ||
+ | |肝胆道系||||| | ||
+ | |腎臓||||| | ||
+ | |泌尿器||||| | ||
+ | |生殖系及び乳房||||| | ||
+ | |精神系||||| | ||
+ | |神経系|-|-|-|熱感、頭痛、めまい、脱力感、背痛、発汗| | ||
+ | |感覚器||||| | ||
+ | |眼||||| | ||
+ | |耳||||| | ||
+ | |循環器 心臓|-|-|-|急激な血圧低下によるショック様症状注1)、頻脈、心拍数減少、不整脈、胸内苦悶、狭心症様発作、心筋梗塞、起立性低血圧、鼻閉、皮膚潮紅| | ||
+ | |血管||||| | ||
+ | |呼吸器||||| | ||
+ | |消化器|-|-|-|悪心・嘔吐、下痢| | ||
+ | |皮膚・皮下組織系||||| | ||
+ | |過敏症|-|-|-|過敏症状| | ||
+ | |下垂体・副腎皮質系||||| | ||
+ | |免疫系||||| | ||
+ | |代謝及び栄養||||| | ||
+ | |内分泌||||| | ||
+ | |筋骨格系及び結合組織障害||||| | ||
+ | |全身||||| | ||
+ | |投与部位||||| | ||
+ | |感染症||||| | ||
+ | |抵抗機構||||| | ||
+ | |その他||||| | ||
+ | |臨床検査||||| | ||
- | **ジェネリック医薬品 [#j1f6f0b5] | + | //**ジェネリック医薬品 |
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- レギチーン注射液 のバックアップ一覧
- レギチーン注射液 のバックアップ差分(No. All)
- 1: 2015-10-04 (日) 22:20:41 seriza
- 2: 2018-06-20 (水) 10:34:08 kondo
- 3: 2019-04-08 (月) 16:12:48 kondo
- 現: 2019-04-09 (火) 21:24:09 kondo
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